「中之島ダイビル・ウエスト(仮称)」の概要発表 低層部「ダイビル本館」の外観を復元!
-中之島ダイビル・ウエスト(仮称)-
昨日(10月26日)、ダイビルより「中之島ダイビル・ウエスト(仮称)」の概要が正式に発表されました。
詳しくは → ダイビル・ニュース(PDF:2009/10/26)
当初発表されていた大雑把な概要では、地上26階、高さ約120m、延床面積約47,000㎡、着工予定2010年度、竣工予定2012年度となっていました。
高さと階数が若干低くなり、地上22階、塔屋2階、地下2階、高さ約110m、延床面積約48,000㎡、着工予定2010年末、竣工予定2013年春となっています。
何より驚いたのが、低層部に「ダイビル本館」外装に使っているレンガや石材などを可能な限り保存して、新しい建物の低層部に外装材として再利用する事です。
高さ約30mの船の舳先を思わせる独特の形状を再現し、内装も床タイルを有効活用するとともにエントランスホールのデザインも取り込む計画で、投資額は200億円規模を見込んでいるそうです。
「ダイビル本館」は素晴らしいビルなので、出来るだけ残してほしいと思っていたのでうれしいです。多分、このような声は非常に多く、ダイビルも設計変更したのだと思われます。
外観パースを見ると東側にある「ダイビル新館」は、完全に解体されるようで「ダイビル新館」の分だけ東側にスライドして、空いた北西角は公開緑地になるようです。
南側から見た様子です。「関電ビル別館」の解体工事が終わり更地になっています。右側に見える白っぽいビルが「ダイビル新館」です。
ごく普通のビルに見えますが、1937年(昭和12年)7月竣工とかなり古いビルなんですね。この部分が解体されて東側にスライドしてくるような感じになるようです。
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