阪急今津線 連続立体交差事業(高架化) 2009年12月25日の建設状況
-阪急今津線・連続立体交差事業-
阪急今津線は、宝塚駅-今津駅間を結ぶ約9.3kmの路線です。途中の西宮北口駅で線路が分断されたため、北側の宝塚駅~西宮北口駅間と南側の西宮北口駅~今津駅間で折り返し運転を行っており、同じ今津線の名称ですが運用上は別の路線です。
連続立体交差事業(高架化)の工事が行われているのは、西宮北口駅の南側の部分ですが、ほとんど連続立体交差事業(高架化)が完了しています。わずかに残った「山手幹線」と「西宮北口駅」の間で工事が行われています。
比較 → 2009年8月20日の建設状況
この部分に高架の駅舎と5番線ホームが建設されます。
高架部分も姿を現しています。
連続立体交差事業(高架化)の工事は非常に距離が短いのですぐ終わってしまいます。
前回は、「阪急西宮ガーデンズ」に向かう連絡デッキに屋根を設置する工事が行われようとしていましたが、今回は完成していました。もう少し高級感のある屋根を期待していたのですが・・・
「阪急西宮ガーデンズ」と甲南大学「甲南CUBEE西宮」キャンパスの間の道路の電柱と電線がいつの間にか地下化されていました。
植栽が行われている部分に電柱があったのでいつかは地下化されるとは思っていましたが・・・
それにしても素人考えでは、オープン前の「路面ブロック」を敷く前に地中化したら工事費も安く、タイミング的に一番いいと思うのですが、縦割り行政の弊害なのか? 「大人の事情」があるのか? 私には良く分かりません・・・
救いは、電柱が植栽されている部分にあったので、新たに「路面ブロック」を「路面カッター」で切ったり、はがしたりしていない事です。
再開発が完了した後で、良く見かけるのが、新しいく敷いたばかりの「路面ブロック」を「路面カッター」で切っている現場です。「非効率極まりない・・・」といつも憤慨しています。
「阪急西宮ガーデンズ」横の「路面ブロック」は、多くの場所で採用されている自然に優しい環境型の「透水性・保水性」の「路面ブロック」が使用されています。
「路面ブロック」の下には、「サンドクッション層」と言って、砂が敷き詰められています。基本的には、その下に「路盤」、その下に「路床」があります。
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