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2009年12月30日 (水)

(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館 2009/12/28 本体工事の着工迫る!

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撮影日2009年12月28日 全景です。
 
 
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撮影日2009年12月28日 解体工事は最終段階に入りました。
 
 
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撮影日2009年12月28日
 北西角です。地下1階部分の解体工事を行っているようです。旧館は、地上7階、地下3階、高さ約42m、延床面積約55,400㎡のビルでした。
 どうやら地下2階と地下3階と基礎の解体は行わずに本体工事に入るようです。
 
 
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撮影日2009年12月28日
 北東角が残っています。この部分は一番最初に解体されましたが、作業スペースとして低くなった屋上が確保されていました。全体に覆いがしてあるのでこのまましばらく残すのかも知れません。
  
  
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撮影日2009年12月28日 南側寄りです。

 
 
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撮影日2009年12月28日
 アップです。「
捨てコンクリート(基礎を作る前に、地盤の上に打設されるコンクリート)」が「打設」されていました。鉄板が敷かれている部分は、コンクリートの打設が行われていません。
 「捨てコンクリート」は、地盤の上に人工的に作られた新しい水平面です。「
墨出し(建築図面に書かれた寸法を現場に墨を使って原寸で図面を作図する作業)」も、この面を基準にして行われます。
 
 ここからは、私の勝手な想像なので軽く読み流してください。「(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館」は、地下6階なのでかなり深く掘削する必要があります。おまけに周辺には、近鉄・地下鉄・JRの駅や地下街・地下道が、密集しています。
 それらのことを総合すると周辺地盤への影響が少ない「逆打ち工法」で建設されると思われます。
 
 鉄板が敷かれている場所を見ると等間隔である事がわかります。この場所は、将来的に柱になる場所だと思われます。
 この部分に、地下構造物を破砕した後に掘削機で「掘削孔(穴)」を掘り、仮の柱となる「構真柱」を埋設するのではないでしょうか?
 地下2階と地下3階と基礎の本格的な解体は、地下階を建設する過程で行うのかも知れません。
 
 
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撮影日2009年12月28日 「天王寺ミオ」のエレベーターの中から見た様子です。
 

 
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撮影日2009年12月28日
 この対比がなんとも面白いですね。「捨てコンクリート」と思われるコンクリートは、かなり厚さがある事が分かります。
 
 
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撮影日2009年12月28日 最新の「建築計画のお知らせ」です。面積等がすべて修正されていました。
 
 
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撮影日2009年12月28日
 「(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館」とは直接は関係ないですが、「
阿倍野歩道橋」の南西側階段が地下道建設のために2010年1月6日から通行出来なくなります。

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