(仮称)京都ヨドバシビル新築工事 2010/02/12 1基目のタワークレーンが建つ!
-(仮称)京都ヨドバシビル新築工事-
このようなブログを運営していて良かったと思うのは、メール等で最新の建設現場の写真を送って頂いたり、工法を教えて頂いたり、最新の情報を頂いたりする事です。
少し前に、”2月11日から「(仮称)京都ヨドバシビル新築工事 」に600N(6t×52m)クラスのタワークレーンが建つ”と情報を頂いていました。
見に行きたかったのでが、兵庫県民の私には京都までの交通費がバカになりませんので、簡単には行けません。
体感的な印象ですが、関西の鉄道の運賃は首都圏に比べ1.5倍~2倍くらい高いように感じます。
幸いにも匿名で写真を送って頂いたので、2010年2月12日の建設状況をUPしたいと思います。わずか5週間でここまで変化していて驚きました。
比較 → 2010年1月7日の建設状況
「(仮称)京都ヨドバシビル新築工事」の概要は、地上8階、地下2階、敷地面積10,506.31㎡、建築面積8,835.79㎡、延床面積72.387.95㎡です。設計・施工は鹿島建設が行っています。
敷地西側にタワークレーンの組み立てが始まりました。600N(6t×52m)クラスだそうで、2月19日より運用を開始するそうです。
約1ヶ月後に、同規模のタワークレーンが、今度は敷地東側に建つそうです。その後、工事は一気に進み、2010年6月頃には上棟を迎えるそうです。
タワークレーンは、「オールテレーンクレーン」で組み立てられています。
「オールテレーンクレーン」は、「オール=すべての」、「テレーン=地形」という意味で、悪路走行性を高めた多軸のトラック式下部走行体を採用したクレーンの事です。
東側にあった「仮設スロープ」が撤去され、油圧ショベルで、掘削(1次根切り)が行われています。
「(仮称)京都ヨドバシビル新築工事」は、「逆打ち工法」で建設されています。写真を見ると「逆打ち工法」の特徴が良く分かります。
「逆打ち工法」では、先に構築した1階床スラブを作業床として使用します。重機が乗り入れる「乗入れ構台」と同じ役目を果たします。
1階床スラブは、重い重機が乗り入れるため、重さに耐えるよう補強が行われています。
地下部分は、油圧ショベルで掘削中です。「(仮称)京都ヨドバシビル新築工事」は、地下2階です。
現在の掘削(2次根切り)が終わると→地下1階床構築→掘削(3次根切り)→地下2階床+基礎躯体構築の順番で進むと思われます。
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