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2010年2月23日 (火)

中之島フェスティバルタワー 2010/02/22 「構真柱」建込み順調に進む!

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撮影日2010年2月22日
 全景です。 「中之島フェスティバルタワー」は、阪神大震災級の震度7の大地震でも、構造材にはほとんど変形が残らず、ビルの主要機能は維持されるという、国内最高水準の耐震性「Sグレード」の超高層ビルになる予定です。
 
 そのためいちばん深い「基礎杭」は、「第三洪積砂礫層」を支持層とする地下86mまで打ち込みます。
 地下86mがいかに深いかというと、世界一高い超高層ビルの「ブルジュ・ハリファ(ブルジュ・ドバイ)」が、地下70mの杭、「東京スカイツリー」が、地下50mの「ナックル・ウォール」で支えている事を見ると分かります。
 
 大阪の、「梅田」や「中之島」は、淀川の堆積物の上にあるので、このように深い杭を打つ必要があります。
 比較的浅い場所に、「東京礫層(とうきょうれきそう)」と呼ばれている硬い地盤があり、「直接基礎(べた基礎)」で建設出来る東京の「丸の内」や「新宿」と比べるとこの点が不利と言えます。
 
 ただすべて「第三洪積砂礫層」に達する地下86mの杭ではありません。建物の周囲部分は、「第一洪積砂礫」を支持層とし、中心部分は地下52mの「第二洪積砂礫層」と地下86mの「第三洪積砂礫層」を支持層とする杭を交互に構築するようです。
 
 詳しくは → 中之島フェスティバルタワー・耐震性能概念図
 
 
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撮影日2010年2月22日
 「構真柱」の建込みが行われていました。先週UPした「構真柱」とは形状が異なります。
 「構真柱」の下には、「場所打ちコンクリート杭」の「構真台柱」を構築しますが、この部分は、建物の周囲部分なので「第一洪積砂礫層」までの比較的浅い杭だと思われます。
 
 
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撮影日2010年2月22日 もう1ヶ所でも「構真柱」の建込みが行われていました。
 
 
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撮影日2010年2月22日
 「アースドリル掘削機」です。「住友建機」の「SD620」だと思われます。イタリアの「ソイルメック社」とタイアップにより生み出された製品です。
 「住友重機械建機クレーン(株)」と「日立建機(株)」のクレーン部門は、2002年10月に統合して「日立住友重機械建機クレーン(株)」となっています。
 
 「SD620」の性能を調べると最大掘削出来る深さが65mとなっていました。「第三洪積砂礫層」の杭の深さは、地下86mなので到達出来ないことになります。
 「アースドリル掘削機」で地下86mの深さは厳しいので、私は「リバース工法(リバースサーキュレーション工法)」で掘削する工法が採用されるのではないか? と勝手に想像しています。
 
 詳しくは → リバース工法(東洋テクノ) 
 
 
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撮影日2010年2月22日 もう1台の「アースドリル掘削機」です。
 
 
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撮影日2010年2月22日 「ソイルセメント柱列壁工法」で構築した「山留め壁」に使用した「H型鋼」の頭部分が見えます。

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