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2010年3月 2日 (火)

中之島フェスティバルタワー 2010/03/01 「三点式パイルドライバ」が姿を消す!

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撮影日2010年3月1日
 全景です。 今回、大阪市の大規模プロジェクトの「環境アセスメント」を読み返してみました。
 膨大なページ数なので、今までは概要や完成イメージ図などを見て文字はほとんど読み飛ばしていましたが、じっくり読むといろいろ書かれているんですね。
 
 詳しくは → 大阪・中之島プロジェクト(環境アセスメント)
 
 昨年末くらいに ”逆打ち工法で建設されると思われます。!” と書きましたが、「地下躯体工事と地下解体工事は、逆打ち工法で施工する」と書いてありました。ずっと前に発表されていたんですね。「ちゃんと読めよ!」という感じですね(笑)。
 
 
Asahi1003012
撮影日2010年3月1日
 北西側から見た様子です。今回の一番の変化は、「三点式パイルドライバ」が2台とも姿を消していた事です。
 「ソイルセメント柱列壁工法」による「山留め壁」の構築が完了したと思われます。2ヶ月足らずで完了したんですね。それに伴いセメントミルクのプラントも姿を消していました。
 
 
Asahi1003013
撮影日2010年3月1日
 これは、「掘削孔(穴)」の孔壁の崩落を防ぐため「ベントナイト液」のプラントでしょうか?
 赤いタンクは「スラッシュタンク」と呼ぶようですが、丸いタンクの名称は分かりませんでした。「ベントナイト液」は、循環させて再利用するそうです。
 
 
Asahi1003014
撮影日2010年3月1日
 以前のタンクです。沈殿物を油圧ショベルで除去していました。ホースが延々と伸びていましたが、それも撤去されていました。このタンクは移設して再使用するかと思っていましたが、新たに設置していました。 
 
 
Asahi1003015
撮影日2010年3月1日 「構真柱」の建込み跡が完全に埋め戻されています。
 
 
Asahi1003016
撮影日2010年3月1日
 先週まで、「ソイルセメント柱列壁工法」で構築した「山留め壁」に使用した「H型鋼」の頭部分が見えていましたが、コンクリートが上に「打設」されていました。
 
 「環境アセスメント」によると「山留め壁」は、GL(平均地盤面)-40m程度に存在する「遮水層(しゃすいそう)」にまで到達しているそうです。

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