新幹線「新大阪駅」ホーム増設&引上げ線増設プロジェクト 2010年3月5日の建設状況
-新大阪駅・ホーム増設&引上げ線増設-
現在JR東海は、阪急電鉄が新大阪連絡線の用地として確保していた土地を一部転用して2つのプロジェクトを進めています。
(1)26番線の北側に相対式1面1線のホームを増設して27番線を新設する。
(2)博多方面にある2本の引き上げ線を新たに2本追加して4本に増設する。
「新御堂筋」から西側に約1.3kmの「阪急宝塚線」あたりまで延々と工事が続いていますが、今回は時間と気力が無かったので駅舎の部分のみです。
比較 → 2010年1月10日の建設状況
比較 → 2009年10月30日の建設状況
鉄骨具合が萌えです。この部分には、相対式1面1線の27番線ホームが新設され、駅の幅は北側に約7m広くなります。
橋脚を支える「アンカーボルト」の上にコンクリートが「打設」されていました。
2010年1月10日はこんな感じでした。
少し錆びた「過去の遺跡部分」の鉄骨は再利用されるのか、それとも解体されてしまうのか今回も分かりませんでした。
将来的には、北側の道路と駅舎の間には「(仮称)新大阪阪急ビル」が建設される予定です。
「(仮称)新大阪阪急ビル」の「建築計画のお知らせ」です。着工予定と竣工予定が変更になっていました。少し遅れるようです。
東側の「北方貨物線」側から見た様子です。
JR新大阪駅の在来線ホームにあった「過去の遺跡部分」の鉄骨は完全に撤去されていました。うれしいようなさみしいような・・・
新大阪駅のホームは、「新御堂筋」を超えて西側に少しだけ続いています。「新御堂筋」の西側も構造物が姿を現しています。
駅舎を過ぎてもしばらくは同じ構造のようです。少しだけ下を歩いてみましたが、橋脚は手前部分が「鉄骨造(S造)」で、奥の部分は「鉄筋コンクリート造(RC造)」になるようです。
このあたりの緑色の部分は、27番線ホームだと思いますが、「新御堂筋」を東側と建設方法が違うんですね。
仮設の橋脚で支えています。仮設と言っても立派ですね。
「ラフテレーンクレーン」が活躍していました。4本の赤い脚は、クレーン作業中の車体の安定を保つための「アウトリガ」です。
「新御堂筋」から西側に約1.3kmの「阪急宝塚線」あたりまで延々と2本の引き上げ線を新たに2本追加して4本に増設する工事が続いています。今回は時間と気力が無かったので次回撮影します。
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