(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館 2010/04/13
撮影日2010年4月13日 全景です。
撮影日2010年4月13日
新たに敷地西側に「仮設スロープ」が設けられていました。先行してこの部分に溝状の構造物を構築したのは、「仮設スロープ」が設置されると工事が出来ないのが理由だったようです。
撮影日2010年4月13日 その代り、北側にあった「仮設スロープ」が撤去されていました。
撮影日2010年4月13日 「仮設スロープ」が撤去された場所を「BG掘削機」が既存建築物の地下躯体の破砕していました。
撮影日2010年4月13日 「天王寺ミオ」から見た様子です。工事が進み敷地北西角の陸橋の階段が閉鎖されました。
撮影日2010年4月13日 敷地南側です。コンクリート型枠が見えます。
撮影日2010年4月13日 陸橋から見た様子です。
撮影日2010年4月5日
「仮設スロープ」が設置されてる場所を4月5日に撮影したものですが、このような構造物が構築されると思われます。
大阪市の環境アセスメントによると「(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館」の「山留め壁」は、「TSW工法(竹中ソイルセメント連続地下壁工法)」で構築されると書いてあります。
詳しくは → TSW工法(竹中土木)
この溝の様な構造物は何か? 参考になる工法として「RC連続壁(場所打ち鉄筋コンクリート地中壁工法)」という地下に鉄筋コンクリートの連続した地下壁を構築する工法があります。
この工法では、準備工事として「ガイドウォール」というコンクリートの仮設構造物を構築します。
RC連続壁でのガイドウォールの役割
◆ 連続地中壁施工の位置の定規・基準
◆ 掘削部表層地盤の崩壊防止
◆ 安定液の一時貯留
◆ 掘削機・トレミー管などの支持
◆ 挿入した鉄筋かごの支持
「TSW工法」は、「RC連続壁」の掘削施工技術を利用しています。「TSW工法」では鉄筋かごは使用しませんが、その代り「H型鋼」を使用します。最後の部分を「H型鋼」の「建込み架台」の支持に置き換えると当てはまりそうです。
下記のリンクの施工手順を見ると「TSW工法」でも「ガイドウォール」を構築すると書いてあります。
参考 → CRM工法(TSW工法と内容は同じ) 施工手順の部分
| 固定リンク
「竣工済-あべのハルカス(阿部野橋ターミナルビル タワー館)」カテゴリの記事
- 祝! 「あべのハルカス」グランドオープン タワー館16階屋上の「屋上庭園」(2014.03.10)
- 祝! 「あべのハルカス」グランドオープン ウイング館3階屋上の「スウェーデン トリムパーク」(2014.03.09)
- 祝! 「あべのハルカス」グランドオープン ウイング館屋上の「空の広場」(2014.03.09)
- 祝! 「あべのハルカス」グランドオープン 展望台「ハルカス300」に行ってきました!(2014.03.08)
- 大阪の新しいランドマーク「あべのハルカス」 2014年3月7日(金)全館グランドオープン!(2013.10.23)