中之島フェスティバルタワー 2010/05/18 遂に鉄骨が姿を現わす!
撮影日2010年5月18日
しばらく更新を休んでいましたが、東京(首都圏)に撮影に行っていました。本来なら4月に行く予定でしたが、都合で5月になりました。
「中之島フェスティバルタワー」は、12日ぶりの撮影でしたが大きな変化がありました。「アースドリル掘削機」がすべて姿を消し、「安定液プラント」も姿を消していました。前回予想していた通り鉄骨が姿を現わしていました。
撮影日2010年5月18日
北東側です。鉄骨が姿を現しました。「中之島フェスティバルタワー」は、「逆打ち工法」で建設されています。
姿を現した鉄骨は、「構真柱(こうしんちゅう)」の上に構築される地下1階の柱頭部分+1階床と梁の部分です。
その後、1階床が構築され、1階床スラブを作業床として使用します。そして地上と地下に同時に伸びて行きます。
撮影日2010年5月18日
南東側です。「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分が見えます。地下には、地下3階分+αの長さの「構真柱」という仮設の柱が埋設されています。
掘削された地面には、仮設の「作業床コンクリート」が「打設」されているようです。「構真柱」の周囲にはコンクリートを打設せず、作業床を利用してジャッキ等で「構真柱」の水平位置精度の修正を行います。
「構真柱」の精度は、ビルの精度の根幹なので非常に慎重に行われます。ここからビルが組み上がっていくのですから!
仮設の「作業床コンクリート」は、地下1階の床と梁が構築される前に行われる二次掘削(二次根切り)時に解体されます。
撮影日2010年5月18日
写真を拡大してみると、「ソイルセメント柱列壁工法」で構築された「山留め壁」に、支保工として「アースアンカー(地盤アンカー)」を設置しているようです。
「逆打ち工法」では、基本的には1階床から建設するので建物本体を支保工として「山留め壁」を支えます。
しかし掘削が大規模で土圧が大きい場合には、いろいろな工法で「山留め壁」を支える必要があります。
撮影日2010年5月18日 やはり赤いマシンは、「山留め壁」に「アースアンカー(地盤アンカー)」を設置するマシンだったようです。
撮影日2010年5月18日
南西側では一次掘削(一次根切り)が行われています。埋設された「構真柱(こうしんちゅう)」を傷つけないよう丁寧に行われます。頻繁にゲートが開き、ダンプカーが掘削した土砂を運び出していました。
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