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2010年6月

2010年6月30日 (水)

大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Bブロック 2010/06/28 構真台柱に「多段拡径杭(TMB杭:Takenaka Multi-Belled Pile)」を採用!

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撮影日2010年6月28日 北タワーが建設される部分です。
 
 
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撮影日2010年6月28日
 「構真柱(こうしんちゅう)」がクローラークレーンで吊り上げられて建込みが行われていました。
 
 「大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Bブロック」は、「逆打ち工法」で建設されているので、このように地下に「構真柱」が建て込まれます。
 「構真柱」の更に下には、「場所打ちコンクリート杭」の「構真台柱」が構築され、「構真柱」を支えています。
 
 「Bブロック」には、合計251本の「場所打ちコンクリート杭」が構築されるそうです。そのうち114本が、「TMB杭(多段拡径杭もしくは多段拡底杭)」を採用しているそうです。
 
 
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撮影日2010年6月28日
 通常の「場所打ちコンクリート杭」は、「拡底バケット」で三角フラスコのような底が広い「拡底杭」を構築します。
 「TMB杭(多段拡径杭もしくは多段拡底杭)」の構築には、専用の「TMB掘削バケット」を使用します。
 
 
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-TMB杭(
多段拡径杭もしくは多段拡底杭)-
「大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Bブロック」では、「TMB杭(多段拡径杭もしくは多段拡底杭)」が採用されています。「場所打ちコンクリート杭」で構築される「構真台柱」に採用されます。
 
 「多段拡径杭(TMB杭:Takenaka Multi-Belled Pile)」は、「竹中工務店」により2003年に実用化され、「(財)日本建築センター」の工法評定を2007年2月に取得しました。新しい技術のため超高層ビルにはまだ数例しか採用されていません。
 
 一番最初に使用されたのが名古屋駅前の「ミッドランド スクエア(豊田・毎日ビルディング)」です。
 「新丸の内ビルディング」の構真台柱にも採用されています。公式な発表はありませんが、「(仮称)中之島フェスティバルタワー 」でも「TMB掘削バケット」を見かけたので採用されていると思われます。
 
 「TMB杭」は、円筒状の杭の軸部に中間拡径部と呼ぶ円錐状の節(ふし)を複数設けることによって、通常の場所打ちコンクリート杭に比べて大きな荷重を支持できるようにしています。また地震時や強風時の引抜き抵抗力も増大します。
  
 
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-TMB掘削バケット-

 今年の3月頃に「(仮称)中之島フェスティバルタワー」で撮影した「TMB掘削バケット」です。最初に「ドリリングバケット」で「軸部掘削」を行った後に、「TMB掘削バケット」を使用して円錐状の節(ふし)を設けます。写真は閉じた状態ですが、杭の中で花のように開きます。
 
 「TMB掘削バケット」を使用して円錐状の節(ふし)を設ける工法を「多段拡径杭工法(TMB杭工法)」と呼びます。
 
 
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撮影日2010年6月28日 南タワーが建設される部分です。
 
 
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撮影日2010年6月28日 
 「TRD工法機」が1台解体中でした。稼働中の「TRD工法機」は1台だけになってしまいました。来週には姿を消しているかも知れませんね。

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2010年6月29日 (火)

ノースゲートビルディング(JR大阪駅新北ビル) 2010/06/28 目から鱗が落ちるドーム屋根中央部分の構築方法

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撮影日2010年6月28日 全景です。
 
 
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撮影日2010年6月28日 ドーム屋根の部分です。
  
 
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撮影日2010年6月21日
 先週撮影したドーム屋根正面の様子です。中心部分の最後の「ドームトラス」をどうやって構築するのか? 考えたら夜も眠れなくなりそうでした(笑)。
 
 先週UPした後に、何人かの方から予想のメールを頂きました。すべて同じ予想で、私も同じ予想でした。どうやら正解だったようです!
 
 
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撮影日2010年6月28日
 今までと違い「ドームトラス」を結合せずに一時的に西側に退避し、空いた「ベント構台」で最後の中央部分の「ドームトラス」を組み立てていました。
 
 ドーム屋根の組み立てが開始された頃は、私はこの中央部分の工法を全く予想もしていませんでした。まさに「目から鱗が落ちる」という感じです。工事関係者の発想力にはただただ脱帽です!
 
 
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撮影日2010年6月28日
 「ドームトラス」の組み立て完了後に、2本のドームトラスは最終的な位置にスライドすると思われます。
 
 ただ「ドームトラス」を中央部分に移動させると200トン吊の「クローラータワークレーン」が使用できなくなります。「ラフテレーンクレーン」はなんとか使用出来そうですが・・・
 
 「ドームトラス」のスライド、「ベント構台」の解体、「ドームトラス」の結合などをどのような順序で行うのか? どのように「屋根折板」を張り、どのように強化ガラスを取り付けるのか? まだまだ興味は尽きません。
  
 
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撮影日2010年6月28日 一時的に西側に退避した部分です。「ドームトラス」が結合されていない様子が分かります。
 
 
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撮影日2010年6月28日 東側部分です。この部分は「ドームトラス」を結合中です。
 
 
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撮影日2010年6月28日
 3基残っているタワークレーンですが、2010年7月中旬頃から解体用クレーンの組立が始まり、8月中旬頃までに3基すべて解体されるそうです。
 解体用のクレーンはしばらく残りるかも知れませんが、8月中旬頃までにはドーム屋根が完成すると考えて間違いないと思います。
 
 JR西日本のプレスリリースにあった「
中央部分の工事は別の工事ですので、屋根全体の完成は今年暮れ頃と考えています。」というのは、ドーム屋根の中央部分の事ではなく、橋上駅舎の事でしょうか?
 
 
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撮影日2010年6月28日
 最後の「ドームトラス」を組み立て中のため、屋上で地組されている「ドームトラス」もスカスカになりました。
 
 地組用の構台が撤去されると屋上がめちゃめちゃすっきりしそうです。8月中には外から見ると「ノースゲートビルディング(JR大阪駅新北ビル)」は、工事をしている雰囲気がほとんど無くなると思われます。

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新幹線「新大阪駅」ホーム増設&引上げ線増設プロジェクト 2010年6月27日未明に1回目のスライド完了!

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-新大阪駅・ホーム増設&引上げ線増設-
 
現在JR東海は、阪急電鉄が新大阪連絡線の用地として確保していた土地を一部転用して2つのプロジェクトを進めています。
  
(1)26番線の北側に相対式1面1線のホームを増設して27番線を新設する。
(2)博多方面にある2本の引き上げ線を新たに2本追加して4本に増設する。

 前回の撮影から1週間しか経過していませんが、2010年6月27日(日)午前1時~午前6時に「新御堂筋」の北行き(箕面方面)西天満⇒神崎川間を夜間通行止めにして1回目のスライドが雨が降る中で行われました。スライドの様子は関西のローカルニュースでも報道されていました。
 
 桁の長さ約105m、重量は約600トンだそうです。「送り出し架設」と呼ばれる工法が採用され、巨大な桁をモーター付き台車に載せ、約30分かけて東側へゆっくりと約35m水平移動しました。
 2010年7月19日(月)まで6回に分け、合計約130mを移動させてスライドは完了します。

 
今後の「新御堂筋」夜間通行止めの予定
 
◆ 通行止め区間
北行き(箕面方面) 西天満⇒神崎川
南行き(梅田方面) 神崎川⇒西中島
 
◆ 通行止め日時
北行き 6月27日(日) 午前1時~午前6時(完了)
北行き 7月4日(日) 午前1時~午前6時
南北 7月5日(月) 午前0時~午前5時
南北 7月11日(日) 午前1時~午前6時
南北 7月18日(日) 午前1時~午前6時
南北 7月19日(月) 午前1時~午前6時
 
 

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「新御堂筋」北行きを桁がまたいでいる様子が分かります。緑色の部分は「工事桁」でスライド完了後は取り外されると思われます。
 
 
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幻の阪急電鉄新大阪連絡線の駅の遺跡を一部再利用しています。
 
 

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工事桁」と「架設桁」の接合部分です。
 
 
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接合部分を真下から見た様子です。構造的にも
緑色の部分は明らかに仮設の「工事桁」ですよね? でも間違っていたらゴメンナサイ・・・

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2010年6月28日 (月)

オリックス西本町1丁目ビル 2010年6月24日の建設状況

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-オリックス西本町1丁目ビル-

 「オリックス西本町1丁目ビル」は、「オリックスグループ大阪本社ビル」です。地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ133.1mの超高層ビルが建設中です。
  
 
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北側から撮影した様子です。中心の「コア」部分以外は28階に到達しています。この上に29階+塔屋1階+目隠しのルーバー? 追加されます。
 「オリックス西本町1丁目ビル」は、地上29階の超高層ビルですが、塔屋1階+目隠しのルーバー? も同じ外観なので、見かけ上は地上31階の高層ビルに見えます。
 
 

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中心の「コア」部分です。
 
 
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ビル北側には「防水ガラリ(換気口)」が設置されています。

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(仮称)本町南ガーデンシティ 2010年6月24日の建設状況

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-(仮称)本町南ガーデンシティ-
 「(仮称)本町南ガーデンシティ」は、旧:鴻池本社ビルの跡地に建設中です。地上26階、地下2階、高さ111.10mのオフィスビルです。
 

 
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北西側から見た様子です。
 
 
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カーテンウォールの取り付けもあと少しです。
 
 
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塔屋部分も完成に近づいています。

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2010年6月27日 (日)

(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館 2010/06/24

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撮影日2010年6月24日
 全景です。「(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館」の「山留め壁」は「TSW工法」で構築されています。
 この工法で使用されている特殊掘削機は、もともとは「地中連続壁」を構築するために開発されたものです。
 
 「地中壁施工協会」のHPを見ていると「ピーク時の1990年度に比べ、工事高も約1/15程度まで減少し・・・」と書かれてありました。そんな事実を知らなかったのでちょっと愕然としました。

 バブル経済のあの頃は確かに「東京湾横断道路」や「明石海峡大橋」などの超巨大プロジェクトが進行している時期でした。
 あの頃に戻るのは不可能だと思いますが、1日でも早く元気な日本に戻ってほしいです。
 
 
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撮影日2010年6月24日
 「バケット式掘削機」の「MHL掘削機」です。「地中壁施工協会」のHPによると「MHL工法(油圧バケット機)」の初施工は、1977年の京都「桂川右岸流域洛西浄化センター建設」だそうです。「MHL掘削機」はかなり前から存在するんですね。
 
 
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撮影日2010年6月24日 「ソイルセメント分配装置」で「ソイルセメント(泥土モルタル)」を打設しています。両側に「トレミーラック」があります。
 
 
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撮影日2010年6月24日 「CON掘削機」です。「立入禁止 山留め工事 掘削作業中(CON用)」と書かれています。
 
 
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撮影日2010年6月24日 
 「安定液タンク」です。タンクに「TSW工法(Takenaka Soilcement Wall Method:掘削土再利用地中連壁工法)と書かれています。
 「TSW工法」は、「竹中土木」や「竹中工務店」などの竹中グループの名称で、「CRM工法:Continuous-walla using Recycled Mud)」と内容的には同じものです。
 
 
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撮影日2010年6月24日
 北東側に残っている部分です。屋上に「ソイルセメント分配装置」と「トレミーラック」置いてあります。
 
 この部分の下には、地下鉄や地下街に向かう階段があります。大阪市の環境アセスメントを見ると、この部分も解体される事になっています。
 「サウスゲートビルディング(アクティ大阪増築工事)」の地下工事の様に何度も地下通路を移動させながらの解体および本体工事になるのでしょうか?
 
 
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撮影日2010年6月24日 北側から見た様子です。
 
 
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撮影日2010年6月24日 手前から
「トレンチカッター掘削機」2台と「CON掘削機」です。 
 
 
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撮影日2010年6月24日
 南側の「山留め壁」です。建込まれた芯材の「H形鋼」の頭部分が見えます。南側の「山留め壁」は、「H形鋼」が互い違いの高さで建込まれているようで、低い方が見えないため「H形鋼」の間隔が広く見えます。
 
 それに対して西側の「山留め壁」は、同じ高さで建込まれていてます。「阿倍野筋」側は地下鉄「谷町線」もあり、周辺地盤に対する影響を考え「山留め壁」がより強化されているのでしょうか?
 
 
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撮影日2010年6月24日 すぐ南側の「岸本ビル」の解体が進み、更に低くなっていました。

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2010年6月25日 (金)

新幹線「新大阪駅」ホーム増設&引上げ線増設プロジェクト 2010年6月21日の建設状況

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-新大阪駅・ホーム増設&引上げ線増設-
 
サッカーのワールドカップでデンマークに3-1で勝ちました。決勝トーナメント進出です。寝不足ですが、うれしいです! 
 

 現在JR東海は、阪急電鉄が新大阪連絡線の用地として確保していた土地を一部転用して2つのプロジェクトを進めています。
  
(1)26番線の北側に相対式1面1線のホームを増設して27番線を新設する。
(2)博多方面にある2本の引き上げ線を新たに2本追加して4本に増設する。
 
 比較 → 2010年5月2日の建設状況
 
 比較 → 2010年3月12日の建設状況(Part2)
 
 比較 → 2010年3月5日の建設状況(Part1)
 
 比較 → 2010年1月10日の建設状況
 
 比較 → 2009年10月30日の建設状況
 
 
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東側部分です。
 
 
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相対式1面1線の27番線ホームが新設され、駅の幅は北側に約7m広くなります。外壁のデザインがイマイチですが、この部分は「(仮称)新大阪阪急ビル」で隠れてしまうのでこれで充分だと思います。
 
 
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西側部分です。ホーム橋桁を受けるジャッキが見えます。

 
 
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「新御堂筋」の西側部分です。
 
 
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ホーム橋桁の外観が分かるようになりました。
 
 
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更に西側の引き上げ線部分です。延々と続いています。
 
 
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この部分が「新御堂筋」の上にスライドします。
  
 
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もっと早くスライドするかと思っていましたが、スライドする前にホーム屋根の鉄骨も組み上げるようです。

(追記) 2010年6月27日からスライド工事が始まるようです。一気に行わず少しずつスライドしていくと思われます。その間、「新御堂筋」が夜間通行止めになります。
 
◆ 通行止め区間
北行き(箕面方面) 西天満⇒神崎川
南行き(梅田方面) 神崎川⇒西中島
 
◆ 通行止め日時
北行き 6月27日(日) 午前1時~午前6時
北行き 7月4日(日) 午前1時~午前6時
南北 7月5日(月) 午前0時~午前5時
南北 7月11日(日) 午前1時~午前6時
南北 7月18日(日) 午前1時~午前6時
南北 7月19日(月) 午前1時~午前6時
 
 
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「新御堂筋」の上にスライドしますが、重機も見えます。受ける部分の補強工事等を行っているのでしょうか?

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(仮称)新大阪阪急ビル 2010年6月21日の建設状況

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-(仮称)新大阪阪急ビル-

 (仮称)新大阪阪急ビル」は、新幹線の新大阪駅の北側に建設されます。JR東海のホームを増設のプロジェクトに合わせて建設され、新大阪駅の駅ビルのような雰囲気になります。
 
 地上17階、地下0階、高さ79.68mで、1階がバスターミナル、2階がコンコースと店舗、3階がコンコースと店舗とオフィス、4階~11階がオフィス、12階~17階がホテルとなっています。ホテルは296室で宿泊に特化した「remm(レム)」になる予定です。
 
 JR新大阪駅とは3階コンコースで、地下鉄御堂筋線とは2階コンコースで連絡する計画になっています。2010年5月1日に着工しました。開業は2012年秋を予定しています。
 
 詳しくは → 阪急電鉄・ニュースリリース(2010/04/26)
  
 
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別角度から見た様子です。
 
 
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あまり見かけない重機なので工事を行っている「大堀」のホームページを調べてみました。大堀のオリジナルマシン「OH230」のようです。
 
 詳しくは → OH200シリーズ

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2010年6月24日 (木)

大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Bブロック 2010/06/21

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撮影日2010年6月21日 北タワーが建設される部分です。
 
 
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撮影日2010年6月21日 
 「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みが行われていました。「構真柱」をクローラークレーンで吊り上げている決定的なシーンを1度は撮影したいと思っています。
 
 すでに「構真柱建込み架台」が設置されているので、「鉄筋かご」の挿入が終わっていると思われます。「コンクリートミキサー車」によるコンクリートの打設が行われていました。
 
 「構真柱」の建込みには、「先建て、後建て、コラム建て」の3工法あるようですが、この現場はどの工法が採用されているのでしょうか?
 
 
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撮影日2010年6月21日 南タワーが建設される部分です。
 
 
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撮影日2010年6月21日 
 「TRD工法機」が1台解体中でした。セメントミルクプラントも一部解体中でした。敷地の南側部分も「TRD工法」による「山留め壁」の構築が最終段階を迎えていると思われます。

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大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Cブロック 2010/06/21

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撮影日2010年6月21日 全景です。
 
 
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撮影日2010年6月21日 
 「鉄筋かご」は、現地で組む場合とトラックで外から運んでくる場合があります。「Cブロック」は現地で組んでいます。
 
 棒状の「主筋」、円形に加工された「フープ筋」と「補強リング」が準備されています。写真を拡大すると1つの「鉄筋かご」を5人で組んでいました。溶接の火花も見えました。
 
 
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撮影日2010年6月21日 「アースドリル掘削機」が2台に増えていました。
 
 
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撮影日2010年6月21日
 奥の「Bブロック」で「アースドリル掘削機」が移動していました。「アースドリル掘削機」が移動するシーンには意外とあまり遭遇しません。カタカタカタカタとゆっくり移動していました。

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2010年6月23日 (水)

大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Aブロック 2010/06/21 「アースドリル掘削機」が登場!

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撮影日2010年6月21日 全景です。光景が一変しています。
  
 
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撮影日2010年6月21日
 左から、組み立て中のアースドリル掘削機、クローラークレーン、拡底バケット、表層ケーシングです。「アースドリル掘削機」には、「SOMAS SUPER DRILL」と書かれています。 
 
 「SOMAS SUPER DRILL」は、「住友重機械建機クレーン(株)」とイタリアの「ソイルメック社」とタイアップにより生み出された製品です。
 「住友重機械建機クレーン(株)」と「日立建機(株)」のクレーン部門は、2002年10月に統合して「日立住友重機械建機クレーン(株)」となっています。
 
 
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撮影日2010年6月21日
 分かりづらいですが、緑色の輪のようなものの中に「構真柱(こうしんちゅう)」が3本セットしてあります。
 手前には鉄筋かご、奥には安定液タンクがあります。更に奥に並んでいる白い鉄骨は、「ノースゲートビルディング(JR大阪駅新北ビル)」のドーム屋根の部材です。

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奈良市 興福寺「中金堂平成再建工事」

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-興福寺・中金堂
創建-
 世界遺産にも登録され、日本で最も有名な仏像の一つである「阿修羅像(あしゅらぞう)」がある「興福寺」では、「中金堂」の「中金堂平成再建工事」が行われています。

 「中金堂」は、奈良時代初めに創建され、平安時代以降7度焼失し、再建が繰り返されましたが、1717年に消失した後は本格復興はされませんでした。
 創建当初の「中金堂」の規模は、東西36.6m、南北23m、最高高さ21.2mの非常に立派な建物だったそうです。
 
 再建される中金堂は2010年10月16日に「立柱式」を行い、平成30年(2018年)の落慶を目指します。再建には60億円という多額の費用が見込まれていますが、めちゃめちゃ楽しみです。
 
 
 詳しくは → 中金堂の興亡史や完成予想図等
 
 
「興福寺」は、今でも敷地は広いですが、最盛期には奈良県庁あたりまで境内のあった大寺院でした。
 「興福寺」は、京都遷都、戦乱、火災など幾多の危難を乗り越えてきましたが、明治時代に出された「神仏分離令」でによる「廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)」により徹底的な打撃をこうむりました。子院はすべて廃止され、寺領は没収されました。
 
 「興福寺」は寺院では珍しく塀がほとんどありません。「奈良公園」と一体化した構造になっています。これも「廃仏毀釈」により境内は塀が取り払われ、多くの建造物が破壊され跡地に樹木が植えられたためです。
 「興福寺」と言えば「五重塔」ですが、「廃仏毀釈」の嵐はあまりにも凄まじく「五重塔」さえ売りに出る状態でした。明治時代初期には一時は廃寺同然となっていました。「興福寺」の再興が許されたのは1881年になってからです。
 
 戦乱や火災や自然災害で衰退したのならあきらめがつきますが、「廃仏毀釈」という今では信じられない理由で衰退したのが、私的には残念でたまりません。
 
 
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作業を行う仮設の建物と奥の「講堂」の間に「中金堂」は再建されます。すでに回廊の基壇は再建されていて上がる事が出来ます。
 
 将来的には、回廊や回廊の「中門」も再建される予定ですが、私が生きている間には無理だと思います。
 
 
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「中金堂」の基壇です。この上に「中金堂」が再建されます。再建には60億円の費用が見込まれています。
 
 
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なんとなくどの部分に使用するか分かりますね。
 
 
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将来的には、「南大門」も再建される予定です。現在、事前の発掘調査が行われています。「南大門」の再建も私が生きている間には無理だと思います。

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2010年6月22日 (火)

ノースゲートビルディング(JR大阪駅新北ビル) 2010/06/21 ドーム屋根が東側に7回目のスライド、合計14回すべてのスライドが完了!

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撮影日2010年6月21日 全景です。
 
 
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撮影日2010年6月21日 ドーム屋根の部分です。
  
 
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撮影日2010年6月21日 ドーム屋根を正面から見た様子です。
 
 
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撮影日2010年6月21日 ドーム屋根の西側部分です。すでに最終の7回目のスライドが完了しています。
 
  
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撮影日2010年6月21日
 ドーム屋根の東側部分です。最終の7回目のスライドが完了していました。スライドしたばかりのようです。これで東西合計14回のスライドがすべてド完了しました。
 
 外観上の大きな変化は、これから極端に少なくなります。竣工の2011年3に向けて最終的な工事が行われます。
 2007年夏頃から目に見える本格的な工事が始まりました。それから基本的には1週間に1度の定点観測を続けてきました。雨の日や気分の乗らない日もありましたが、我ながらよく頑張ったと思います。
 
 このブログは建設現場をひたすら追いかけるブログです。「ノースゲートビルディング(JR大阪駅新北ビル)」から卒業する日も近そうです。なんかさみしいなあ・・・
 
 
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撮影日2010年6月21日
 ドーム屋根を組み立てるこのような構台を「ベント構台」と呼ぶそうです。今回もタイミング的に地組みされた「ドームトラス」をタワークレーンで吊り上げるシーンを見る事が出来ませんでした。
 
 
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撮影日2010年6月21日
 ドーム屋根の東端部分です。「東西架構」の東端までドーム屋根がスライドしている様子が分かります。「南北架構」よりかなり東側までスライドしています。
 
 
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撮影日2010年6月21日 下から見た様子です。
 
 
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撮影日2010年6月21日 ドーム屋根東側をホームから見た様子です。
 
 
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撮影日2010年6月21日 「ノースゲートビルディング(JR大阪駅新北ビル)」の東端もほぼ工事が完了しています。
 
 
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撮影日2010年6月21日
 「サウスゲートビルディング(アクティ大阪増築工事)」も外観がほぼ完成しています。

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2010年6月21日 (月)

阿倍野歩道橋架け替え工事 2010/06/17

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-阿倍野歩道橋架け替え工事-

 「阿倍野歩道橋架け替え工事」ですが、阿倍野歩道橋の解体工事は始まっていますが、本体工事に着工しているのかよく分かりませんでした。
 現地に「古くなった橋を新しくしています」と書いてあり、2011年12月28日までと書いてありました。すでに着工しているようです。
 
 
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将来道路が拡幅される南西側の部分を拠点に工事が行われるようです。
 
 
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手前の部分です。
 
 
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ラフテレーンクレーンをベースマシンにした「アンギラス杭打機」だと思われます。
 
 
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「シートパイル(鋼矢板)」が積まれています。新しい歩道橋の橋脚の「土留め壁」構築時に使用するのでしょうか?

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阿倍野A1地区第2種市街地再開発事業 A2棟 2010/06/17

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撮影日2010年6月17日 全景です。 
 
 
Abeno1006172
撮影日2010年6月17日 敷地北側部分です。
  
 
Abeno1006173
撮影日2010年6月17日 敷地北東角です。
 
 
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撮影日2010年6月17日 敷地東側部分です。「岸本ビル」の解体工事が進むと東側がすべて見えるようになると思います。

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2010年6月20日 (日)

(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館 2010/06/17

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撮影日2010年6月17日 全景です。
 
 
Kintetsu1006172
撮影日2010年6月17日 「CON掘削機」です。
 
 
Kintetsu1006173
撮影日2010年6月17日
 掘削土を排出しています。バケット部分が大きいので、1度でほぼ満杯にまります。黄色い目隠しがなぜ必要なのかイマイチ良く分かりません・・・
 
 
Kintetsu1006174
撮影日2010年6月17日
 掘削土は油圧ショベルで、ダンプトラックに移します。「TSW工法」もしくは「CRM工法」は日本語で「掘削土再利用連壁工法」と呼ばれます。掘削土は「ソイルセメント(泥土モルタル)」の材料として再利用されます。
 
 
Kintetsu1006175
撮影日2010年6月17日
 「バケット式掘削機」の「MHL掘削機」です。バケット部分の色が黄色に戻っていました。ちょうど掘削土を排出しているところでした。
 
 
Kintetsu1006176
撮影日2010年6月17日
 北側から見た様子です。北側部分ではまだ「オールケーシング掘削機」や「BG掘削機」で地下躯体の破砕が続いています。 
 
 
Kintetsu1006177
撮影日2010年6月17日
 小さい方の「トレンチカッター掘削機」です。「立入禁止 山留め工事 掘削作業中(CBC用)」と書かれています。
 
 「トレンチカッター掘削機」は、「BCトレンチカッター」とも呼ばれます。「CBC」の「C」は「Compact」のCでしょうか? 
 
 
Kintetsu1006178
撮影日2010年6月17日
 「MHL掘削機」を真後ろから見た様子です。こんな感じになっていたんですね。「立入禁止 山留め工事 掘削作業中(MHL用)」と書かれています。
 
 
Kintetsu1006179
撮影日2010年6月17日
 「ソイルセメント分配装置」だと思われます。「TSW工法」もしくは「CRM工法」では、「ソイルセメント(泥土モルタル)」を打設する場合、芯材の「H形鋼」を複数本同時に建込むので、トレミー管を複数本使用して同時に打設します。
 
 「アジテータ車(ミキサー車など)」を使用すると複数台同時に必要になるので、敷地に制約がある場合は、「ソイルセメント製造プラント」から配管でポンプ圧送し、「ソイルセメント分配装置」により打設するようです。
 
 作業員の方が異常が無いよう、「ソイルセメント(泥土モルタル)」の打設状況をじっと凝視していまた。
 
 
Kintetsu10061710
撮影日2010年6月17日
 このラックは「トレミーラック」と呼ぶようです。 (1)トレミー管の操作性を高める。(2)トレミー管の洗浄作業を容易にする。(3)トレミー管の崩落事故を無くす。 などを目的に開発された供給・保管ラックだそうです。

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2010年6月18日 (金)

ノースゲートビルディング(JR大阪駅新北ビル) 2010/06/14 ドーム屋根が西側に7回目のスライド!

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撮影日2010年6月14日 「梅田スカイビル」からの撮影です。
 
 
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撮影日2010年6月14日 全景です。
 
 
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撮影日2010年6月14日 ドーム屋根の部分です。
  
 
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撮影日2010年6月14日 ドーム屋根を正面から見た様子です。
 
 
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撮影日2010年6月14日 ドーム屋根の西側部分です。先週、最終の7回目のスライドが行われました。
 
 
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撮影日2010年6月14日
 ドーム屋根の西端部分です。「東西架構(JR西日本ではこのように呼ぶようです)」の西端までドーム屋根がスライドしている様子が分かります。
 
 
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撮影日2010年6月14日
 ドーム屋根の東側部分です。今月の中旬、遅くとも下旬に最終の7回目のスライドが行われると思われます。ちなみに昨日(6月17日)の夕方時点ではまだスライドしていませんでした。
 
 
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撮影日2010年6月14日 前にも書きましたが、旧ホームを経由して西側の駐車場棟と屋根付きの通路で結ばれています。
 
 
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撮影日2010年6月14日 
 12時前になると物凄い数の作業員が駐車場棟の方に歩いていきます。いったい何人働いているんだろ? と思うような物凄い人数です。食堂等の福利厚生施設が暫定的に設けられていると思われます。
 
 趣味でたくさんの建設現場を撮影していると不思議に思う事があります。12時の食事時間になっても周辺の飲食店で作業着姿の方を意外とあまり見かけません。
 大規模な超高層ビルになると最盛期には1日延べ数千人働くと言われています。みんなどこで食事をしているんだろう? 素人の私の素朴な疑問です。

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OSAKA福島タワー(大阪フクシマタワー) 2010/06/14 最上階に到達!

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撮影日2010年6月14日
 「梅田スカイビル 空中庭園展望台」から見た様子です。「OSAKA福島タワー(大阪フクシマタワー)」は、 地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ160.460m、総戸数540戸です。
 
 最上階である45階躯体の建設が始まっています。45階が完成すると非常に小さな塔屋がちょこっと上に乗ります。

 
 
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撮影日2010年6月14日 西側からから見た様子です。
 
 
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撮影日2010年6月14日 北側からから見た様子です。
 
 
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撮影日2010年6月14日 「下福島公園」からから見た様子です。

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2010年6月17日 (木)

大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Aブロック 2010/06/14 「TRD工法機」がすべて姿を消す!

Kita1006141
撮影日2010年6月14日
 全景です。光景が一変して、「TRD工法機」がすべて姿を消していました。ちょうど入れ替わり時期だったようで、重機の撤収作業の最終段階でした。今週中に「Bブロック」北側のような光景が展開されると思います。
  
  
Kita1006142
撮影日2010年6月14日
 緑色の輪のようなものが並んでいます。ここで「構真柱(こうしんちゅう)」を準備するのでしょうか? 「TRD工法」で構築した「山留め壁」のラインが白く伸びています。

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(仮称)新関西電力病院 2010年6月14日の建設状況

Osakakanden10061
-(仮称)新関西電力病院-
 関西電力が、堂島川の北側にある「関西電力病院」の敷地を再整備して「(仮称)新関西電力病院」の建設しています。
 
 関西電力・プレスリリース(2009/11/09)
 新関西電力病院の建設計画について
 
 工事は、Ⅰ期とⅡ期に分けて行われ、Ⅰ期は東側の駐車場部分に地上18階、塔屋1階、地下2階、高さ81.55m、病床数400床の新病院を建設します。

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2010年6月16日 (水)

大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Cブロック 2010/06/14 「アースドリル掘削機」が登場!

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撮影日2010年6月14日
 全景です。「Cブロック」も光景が一変していました。「三点式パイルドライバ」が姿を消していました。「Cブロック」は本格的な着工が遅かったので、わずか1ヶ月で「山留め壁」を構築したことになります。
 
 新たに、アースドリル掘削機、鉄筋かご、安定液タンク等が登場していました。「場所打ちコンクリート杭」の構築が本格的に始まりました。
 
 
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撮影日2010年6月14日
 左から安定液タンク、鉄筋かご、アースドリル掘削機が見えます。奥の「Cブロック」では、役目を終えたのか、位置が合わなかったのか分かりませんが「表層ケーシング」が引き抜かれていました。
 
 
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撮影日2010年6月14日
 「表層ケーシング」がクローラークレーンで吊り上げられていました。1m単位で目盛りがふってあり長さが10mある事が分かります。
 左側にはすでに建込まれた「表層ケーシング」が見えます。約1.5mくらいしか顔を出していないので、約8.5mは地下にある事になります。
 
 「表層ケーシング」は、「アースドリル掘削機」での掘削時に、表層地盤の崩壊や泥土・泥水の地表からの流入を防止するために本格掘削の前に建込まれ、役目を終えると引き抜かれます。
 
 
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撮影日2010年6月14日 この部分は「Bブロック」になります。鉄筋かごとアースドリル掘削機が見えます。
 
 
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撮影日2010年6月14日 別角度から見た様子です。

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(仮称)小松原計画新築工事 2010/06/14

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-(仮称)小松原計画新築工事-
 大阪駅・梅田駅近くの小松原町のラウンドワン跡地に「(仮称)小松原計画新築工事」が建設中です。
 「(仮称)小松原計画新築工事」は、地上13階、塔屋1階、地下2階、高さ59.631mの商業ビルです。竣工後、再度「ラウンドワンが」入る予定です。
 
 
Osakaumeda10062
高くなってきました。

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2010年6月15日 (火)

大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Bブロック 2010/06/14 いよいよ次のステージ「構真柱」の建込みが始まる!

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撮影日2010年6月14日
 ワールドカップ南アフリカ大会で、日本がカメルーンに1-0で競り勝ちました。まさに奇跡です。
 でも「デイリースポーツ」の一面はやはりタイガースネタで、下柳投手の結婚でした(早版・遅版で違うようですが・・・)。
 いつものトラのしっぽがハートマークになっていました。「デイリースポーツ」はこれでいいんです!(笑)
 
 北タワーが建設される部分です。光景が一変していました。「Aブロック」が一番スピードが早いかと思っていたら「Bブロック」の北タワー部分が一番早かったです。
 構真柱、鉄筋かご、アースドリル掘削機、安定液タンク、その他が一斉に登場していました。いよいよ次のステージ「構真柱」に建込みが始まります。
 
 
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撮影日2010年6月14日
 「構真柱(こうしんちゅう)」です。「大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Bブロック」は、「逆打ち工法」で建設されるので「構真柱」が使用されます
 GL(平均地盤面)から-30m~50mまで掘削し、場所打ちコンクリート杭の「構真台柱」を構築し、「構真柱」が建込まれます。
  
 
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撮影日2010年6月14日 「安定液タンク」と「鉄筋かご」が見えます。
 
 
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撮影日2010年6月14日
 「表層ケーシング」と「ハンマークラブ」が見えます。左側には、先端にまだ「ドリリングバケット」が取り付けられていない「アースドリル掘削機」がスタンバイしています。
 「表層ケーシング」の設置が終わると「アースドリル掘削機」により掘削が開始されます。
  
 
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撮影日2010年6月14日
 北タワーが建設される部分です。「三点式パイルドライバ」が姿を消しました。南側部分も「山留め壁」の構築が最終段階に近づいていると思われます。
 
 
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撮影日2010年6月14日 ゲートが開いていたので「TRD工法機」をアップで見る事が出来ました。

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阿倍野A1地区第2種市街地再開発事業A1-2棟 2010/06/11

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撮影日2010年6月11日 全景です。
 
 
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撮影日2010年6月11日
 アップです。「鉄筋コンクリート造(RC造)」の柱と2階の通路が姿を現しました。この部分は「阿倍野歩道橋架け替え工事」から「A1-2棟」経由して「A2棟」まで続きます。
 
 
Abeno1006113
撮影日2010年6月11日 右端の欠けている部分が「阿倍野歩道橋架け替え工事」と接続される場所です。

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2010年6月14日 (月)

メガシティタワーズ 2010/06/11 「The West」が最高部に到達! 

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撮影日2010年6月11日
 「メガシティタワーズ」は、JR久宝寺駅前の旧国鉄操車場跡地の再開発計画です。総戸数1499戸(794戸:The East、705戸:The West)と西日本では最大規模のタワーマンションです。
 階数は、「The West」が地上40階、地下0階、「The East」が地上41階、地下0階です。高さは143.80mですが、両棟とも同じ高さかは不明です。 
  
 
Mega1006112
撮影日2010年6月11日
 南西側から「The West」を見た様子です。すでに地上40階まで到達し、外観はほぼ完成しています。タワークレーンも1基のみになりました。
 3ヶ月ぶりの撮影のため、実際はもっと前に最高部に到達していたと思われます。竣工は2011年2月下旬の予定です。
 
 
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撮影日2010年6月11日 南東側から「The West」を見た様子です
 
 

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撮影日2010年6月11日
 南西側から「The East」を見た様子です。最終的には地上41階まで伸びますが、現在39階まで到達しています。竣工は2013年1月下旬予定です。
 
 
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撮影日2010年6月11日 南東側から「The East」を見た様子です。
 
 
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撮影日2010年6月11日 ペデストリアンデッキの延長工事が始まっています。
 
 
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撮影日2010年6月11日 南西側の商業施設棟の建設が始まりました。
 
 
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撮影日2010年6月11日 ペデストリアンデッキは、最終的には「八尾市立病院」まで結ばれます。

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2010年6月13日 (日)

(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館 2010/06/11

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撮影日2010年6月11日 全景です。
 
 
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撮影日2010年6月11日 「トレンチカッター掘削機」です。
 
 
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撮影日2010年6月11日
 北側で稼働していた「BG掘削機」が南側に1台移動していました。何の作業をしているのでしょうか?
 ひょっとして「場所打ち杭」の施工も「アースドリル掘削機」じゃなくて、「BG掘削機」で行うのでしょうか?
 
 
Kintetsu1006114
撮影日2010年6月11日
 「バケット式掘削機」の「MHL掘削機」です。バケット部分の色が赤に変わっていました。よく見ると以前の黄色いバケットが地上にあります。
 
 
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撮影日2010年6月11日 溶接の火花が見えました。修繕しているようです。
 
 
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撮影日2010年6月11日 小さ目の「トレンチカッター掘削機」です。
  
 
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撮影日2010年6月11日 「CON掘削機」です。
 
 
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撮影日2010年6月11日 「CON掘削機」は、目隠しされているので外観がほとんど見えませんが、先端のバケット部分が少しだけ見えます。
 
 
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撮影日2010年6月11日 
 「芯材建込み架台」が見えます。5本の芯材の「H形鋼」は建込み前のようで、クローラークレーンで吊るフックがそのまま取り付けてあります。よく見ると芯材の「H形鋼」が下に落ちないよう串刺しされています。
 
 ここからは私の勝手な想像ですが、この後「トレミー管」により、「ソイルセメント(泥土モルタル)」が打設され、芯材の「H形鋼」はクローラークレーンで、所定の高さに設置されると思われます。
 
 左側に建込みの終わったと思われる芯材の「H形鋼」が見えます。以前見た時は互い違いの高さになっていましたが、この部分は上部の高さが揃えられています。もっと深く建込まれると思っていましたが、頭部分が少し顔を出すようです。
 
 
Kintetsu10061110
撮影日2010年6月11日
 「土砂分離装置」と「ソイルセメント製造プラント」です。「TSW工法」もしくは「CRM工法」ではこのようなプラントが設置されます。
 
 「TSW工法」もしくは「CRM工法」は、掘削に伴い発生する掘削土を壁体材料として再利用します。そのため掘削土の搬出が抑制され、掘削土の処分費が削減できます。
 
 
Kintetsu10061111
撮影日2010年6月11日
 「土砂分離装置」により分離された泥土は、油圧ショベルで「ソイルセメント製造プラント」の「サイジングマシン」に運ばれます。
 
 「サイジングマシン」で大きな塊をふるい落した泥土は、「ソイルセメント(泥土モルタル)」の材料となります。 
 
 
Kintetsu10061112
撮影日2010年6月11日 すぐ南側の「岸本ビル」ですが、重機が入り本格的に解体工事が行われています。

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2010年6月12日 (土)

(仮称)福島3丁目プロジェクト 2010/06/11 本体工事着工! 

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-(仮称)福島3丁目プロジェクト-
 「 リバーサイドタワー中之島」東隣の立体駐車場等に使用されていた場所に、地上36階、地下1階、高さ127.24mの超高層タワーマンションが建設されます。
 
 解体工事が行われていましたが、6月に入って本体工事に着工したようです。高さは127.25mから127.24mに変更になったようです。
 しかし、「仮囲い」を新たに設置したばかりのためなのか告知板等が一切ありませんでした。鹿島建設のマークが見えたので施工は鹿島建設のようです。
 
 
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南側から見た様子です。北側のゲートが開いていましたが、ガードマンさんがいたので撮影出来ませんでした。私はかなりの根性無しの小心者なんです・・・(涙)
 
 
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周囲に引き抜かれた杭が並べられているので、「ケーシング杭抜き機」だと思いますが、間違っていたらゴメンナサイ・・・

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2010年6月11日 (金)

サウスゲートビルディング(アクティ大阪増築工事) 2010/06/07

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撮影日2010年6月7日 東側から見た様子です。
 
 
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撮影日2010年6月7日 西側から見た様子です。
 
 
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撮影日2010年6月7日 阪急グランドビルの展望台から見た様子です。
 
 
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撮影日2010年6月7日 アップです。 
 
 
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撮影日2010年6月7日
 上から東側部分を見た様子です。メンテナンス用のゴンドラとゴンドラを吊る小型のクレーンと移動するレールが見えます。工事用の大型クレーンはこのタワークレーンのみになっています。
 
 
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撮影日2010年6月7日
 上から西側部分を見た様子です。メンテナンス用のゴンドラとゴンドラを吊る小型のクレーンと移動するレールが見えます。走行式の小型のクレーンが見えまが、撤去される日も近そうです。

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大阪府守口市 竣工した「守口ミッドサイト文禄ヒルズ」

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-守口ミッドサイト文禄ヒルズ-
 「守口ミッドサイト文禄ヒルズ」は、京阪守口市駅前の京阪百貨店がある改札口とは反対側の地下鉄寄りに建設中です。「ザ・タワー」と「ザ・レジデンス」の2棟で構成されています。
 
 先に、地上15階(建築基準法上:地上14階、地下1階)、総戸数69戸の「ザ・レジデンス」が2009年11月10日に竣工し、「ザ・タワー」も2010年1月27日に竣工しました。
 
守口ミッドサイト文禄ヒルズ ザ・タワー
◆ 所在地-大阪府守口市本町二丁目11番
◆ 階数-地上30階(建築基準法上:地上29階、地下1階)
◆ 高さ-97.05m(最高部かは不明)
◆ 敷地面積-1,532.57㎡
◆ 建築面積-606.41㎡
◆ 延床面積-13,579.48㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 総戸数-96戸(他に店舗・事務所等予定)※内、1戸非分譲
◆ 竣工-2010年01月27日
◆ 入居開始-2010年03月下旬

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2010年6月10日 (木)

ノースゲートビルディング(JR大阪駅新北ビル) 2010/06/07

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撮影日2010年6月7日 「梅田スカイビル」からの撮影です。
 
 
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撮影日2010年6月7日 アトリウム空間です。
 
 
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撮影日2010年6月7日 全景です。
 
 
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撮影日2010年6月7日 ドーム屋根の部分です。
 
 
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撮影日2010年6月7日
 ドーム屋根の西側部分です。JR西日本のプレスリリースによると最終の7回目のスライドが、6月6日の夜に行われると書いてありましたが、スライドしていませんでした・・・
 
 ガックリ・・・ まあ工事なんて予定は未定ですから、当初計画より遅れる事はよくあります。さすがにもうスライドしていると思います。
 
 
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撮影日2010年6月7日 ドーム屋根の東側部分です。今月の中旬、遅くとも下旬に最終の7回目のスライドが行われると思われます。
 
 
Kontena1006077
撮影日2010年6月7日  
 東西あと1回ずつスライドして強化ガラスの採光部があと2ヶ所追加されます。中央部分にも2ヶ所採光部が設けられ、採光部は合計12ヶ所になります。
 
 先週も書いたように、JR西日本のプレスリリースによると「中央部分の工事は別の工事ですので、屋根全体の完成は今年暮れ頃と考えています。」ということなので、中央部分は今までと違う工法で建設されます。 
 
  
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撮影日2010年6月7日
 完成模型です。全部で12ヶ所の採光部が設けられます。ドーム屋根は、「南北架構」を越えてスライドしてきます。そうしないとホーム屋根が無い部分の風雨は防げません。
 
 
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撮影日2010年6月7日
 ふと気が付きましたが、この部分にあった走行式のクレーンが姿を消していました。過去の写真を見ると5月24日にはあり、5月31日にはありませんでした。毎週見ているのに意外と気が付きませんね。
 
 
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撮影日2010年6月7日 分かりづらいですが、超高層棟の「航空障害灯」が点灯していました。

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2010年6月 9日 (水)

大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Bブロック 2010/06/07

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撮影日2010年6月7日 北タワーが建設される部分です。
 
 
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撮影日2010年6月7日 南タワーが建設される部分です。
 
 
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撮影日2010年6月7日 クローラークレーンにより「H形鋼」の建込みが行われていました。

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大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Cブロック 2010/06/07

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撮影日2010年6月7日 全景です。
 
 
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撮影日2010年6月7日
 「Cブロック」の奥の「Bブロック」部分に組み立て中の「アースドリル掘削機」だと思われる重機が登場しました。
 先端に「ドリリングバケット」を取り付けると完成ですが、「Bブロック」もしくは「Cブロック」のどの部分から掘削開始するのでしょうか?

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2010年6月 8日 (火)

大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Aブロック 2010/06/07 次のステージが近づく?

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撮影日2010年6月7日
 全景です。3台あった「TRD工法機」が2台に減りました。「TRD工法」による「山留め壁」の構築が最終段階に近づいたとのだと思われます。
 
 「大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Aブロック」は、「逆打ち工法」で建設されます。次のステージは、「逆打ち工法」のメインイベントである「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みです。
 
 ちょっと気が早いですが、次の段階を予想してみたいと思います。大阪市の「環境アセスメント」には、 ”表層ケーシングを設置し安定液を用いて孔壁崩壊を保護しながら、GL-30m~50mまで削孔した後、鉄筋および鉄骨を挿入する。” と書いてあります。
 
 文章から判断すると、「アースドリル掘削機」で、GL(平均地盤面)から-30m~50mまで削孔し、「構真台柱」を構築し、「構真柱」の建込みを行うと思われます。
 
 
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撮影日2010年6月7日 1台目の「TRD工法機」です。「TRD工法」で構築した「山留め壁」が見えます。 
 
 
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撮影日2010年6月7日 2台目の「TRD工法機」です、
 
  
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撮影日2010年6月7日
 
「H形鋼」の建込みが行われています。何メートルくらい長さがあるのでしょうか?
 
 今まで、「H型鋼」と書いていましたが、書籍やゼネコンのホームページを見ると「H鋼」や「H形鋼」と書いたページの方がはるかに多いので、今後はこのブログも「H形鋼」で通します。

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新・大阪富国生命ビル 2010/06/04

Kofuku1006041
撮影日2010年6月4日 西側から見た全景です。
 
 
Kofuku1006042
撮影日2010年6月4日 敷地南側部分です。 
 
 
Kofuku1006043
撮影日2010年6月4日 敷地南西側部分です。
 
 
Kofuku1006044
撮影日2010年6月4日 敷地北西側部分です。路面ブロックが剥がされていましたが、また奇麗に敷かれていました。

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2010年6月 7日 (月)

オリックス西本町1丁目ビル 2010年6月4日の建設状況

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-オリックス西本町1丁目ビル-
 「オリックス西本町1丁目ビル」は、「オリックスグループ大阪本社ビル」です。地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ133.1mの超高層ビルが建設中です。
 
 
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下層階の様子です
 
 
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北側から撮影した様子です。
 
 
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完成予想図と比較するとあと少しで最高部に到達するようです。この後、中心の「コア」部分と周囲の高さを揃え、最高部にヘリポートが建設されます。

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(仮称)本町南ガーデンシティ 2010年6月4日の建設状況

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-(仮称)本町南ガーデンシティ-
 「(仮称)本町南ガーデンシティ」は、旧:鴻池本社ビルの跡地に建設中です。地上26階、地下2階、高さ111.10mのオフィスビルです。
 

 
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北西側から見た様子です。
 
 
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最高部に到達し、カーテンウォールの取り付けもあと少しです。
 
 
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塔屋部分です。

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2010年6月 6日 (日)

ローレルタワー尼崎 2010年6月4日の建設状況

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-ローレルタワー尼崎-
 「ローレルタワー尼崎」は、阪神尼崎駅前に建設中のタワーマンションです。地上29階、塔屋1階、地下1階、高さ約99m(建築物の高さ)、総戸数207戸(非分譲住戸25戸含む)です。ビルの愛称は、「カーム尼崎(CALM)」に決定しています。
 
 阪神尼崎駅は、電車で頻繁に通過するのですが、UPするのが4ヶ月ぶりになってしまいました。
 「早く撮影しないと!」と思いつつも途中下車する気力がありませんでした。すでに最高部に到達しています。
 
 
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南西側から見た様子です。2基のタワークレーンで建設しています。片方のタワークレーンが解体される日も近いと思います。
 
 
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ホームから見た様子です。大きな塔屋があります。多分最高部は100mを超えていると思いますが、「建築計画のお知らせ」が掲示されていないので分かりません。
 
 尼崎市の建設現場は、「建築計画のお知らせ」が掲示されている場所とされていない場所があり、どのような基準で掲示しているのか良く分かりません。

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2010年6月 5日 (土)

(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館 2010/06/04

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撮影日2010年6月4日 全景です。
 
 
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撮影日2010年6月4日 特殊掘削機が南側に4台整列していました。一番東側が「CON掘削機」です。
 
 
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撮影日2010年6月4日 次に「トレンチカッター掘削機」の兄弟です。
 
 
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撮影日2010年6月4日 掘削時は、この部分は常に地下にあります。
 
 
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撮影日2010年6月4日
 先端にあるカッタードラムの部分です。下から見ると両方とも内側に回転します。「ティースホルダー」に取り付けてある非常に硬い刃先の「ティース」により、硬い頑丈な地盤もガリガリ掘削します。
 
 掘削された土や岩は、中央にある「掘削土吸込口」から「安定液」と共に地上に吸い上げられます。
 
 
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撮影日2010年6月4日 新たに登場した2台目の「トレンチカッター掘削機」です。少し小さ目です。
 
 
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撮影日2010年6月4日 カッタードラムです。人間と比べるとかなり大きい事が分かります。
 
 
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撮影日2010年6月4日
 南西角で掘削作業をしている「バケット式掘削機」の「MHL掘削機」です。調べてみると「MHL掘削機」は比較的浅い場所を掘削し、「トレンチカッター掘削機」は比較的深い場所を掘削するよう作業分担しているようです。
 
 「CON掘削機」も「バケット式掘削機」なので比較的浅い場所を掘削していると思います。間違っていたらゴメンナサイ・・・
 
 
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撮影日2010年6月4日
 芯材となる「H型鋼」です。調べてみると、「TSW工法」もしくは「CRM工法」では、複数本同時に芯材を建込むのが普通のようです。
 
 「H型鋼」の芯材には長い「長物」と短い「短物」があり、それを互いに外れないよう、「幅止め」で「地組み」して固定します。
 「地組み」された芯材はクローラークレーンで吊り上げて建込まれます(建込みの写真は先週UP済)。
 
 
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撮影日2010年6月4日 
 芯材が建込まれた部分です。この現場では、1エレメント当たり5本の芯材が同時に建込まれるようです。
 
 「芯材建込み架台」が見えます。「ソイルセメント(泥土モルタル)」の中に、芯材の「H型鋼」がズブズブ沈み込んでいかないよう、専用の吊り治具で所定の高さに吊ってあります。
 
 
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撮影日2010年6月4日
 「トレミー管」です。「ソイルセメント(泥土モルタル)」の打設に使用する「トレミー管」は、頻繁にクローラークレーンで吊り上げられ移動していました。
 
 
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撮影日2010年6月4日 すぐ南側の「岸本ビル」ですが、重機が入り本格的に解体工事が行われています。 
 
 
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撮影日2010年6月4日 
 直接関係ないですが、Hoop前では6月4日(金)と5日(土)に「F1日本グランプリ&鈴鹿8耐マシン展示」が行われています。HONDAの「BAR001」が展示されていました。
 
 レースクイーンの綺麗なお姉さんも2人いました。サーキット場そのままのコスチュームでした。おじさんやお兄さんがたちが、鼻の下を伸ばしてうれしそうにいっしょに撮影していました(笑)。

 
 
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撮影日2010年6月4日 HONDAの「CBR1000RR」も展示してありました。

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(仮称)シティタワー天王寺真田山 2010/06/04 タワークレーンが建つ!  

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-(仮称)シティタワー天王寺真田山-

 「(仮称)シティタワー天王寺真田山」は、「(仮称)玉造駅前計画」と同じプロジェクトです。場所は JR大阪環状線玉造駅近くの「デイリーカナートイズミヤ玉造店」北東側です。
 地上34階、地下1階、高さは最高部118.605m(軒高112.455m)、総戸数221戸の超高層タワーマンションが建設中です。
 
 約3ヶ月ぶりの撮影になります。タワークレーンが建ったというメールを頂いたので見に行ってきました。着工から5ヶ月も経っていないのに随分早いですね。
 
 
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アップです。東側からしか撮影できないので、午後は思いっきり逆光になります。

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2010年6月 4日 (金)

ノースゲートビルディング(JR大阪駅新北ビル) 2010/05/31 ドーム屋根が東側に6回目のスライド!

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撮影日2010年5月31日 「梅田スカイビル」からの撮影です。
 
 
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撮影日2010年5月31日 全景です。
 
 
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撮影日2010年5月31日 ドーム屋根の部分です。
 
 
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撮影日2010年5月31日
 ドーム屋根の西側部分です。JR西日本のプレスリリースによると最終の7回目のスライドは、6月6日の夜に行われるそうです。
 
 
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撮影日2010年5月31日 ドーム屋根の東側部分です。すでに6回目のスライドが終わっていました。
 
 
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撮影日2010年5月31日 
 前回「ところで最後のドーム屋根はどうやって建設するんでしょうね? ・・・ 考えたら夜も寝られなくなりそうです(笑)。」と書きました。
 
 JR西日本のプレスリリースによると「中央部分の工事は別の工事ですので、屋根全体の完成は今年暮れ頃と考えています。」と書いてありました。なるほど!
 
 
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撮影日2010年5月31日
 今まで、ヨットの帆のような構造物と書いていましたが、JR西日本ではこの部分を「南北架構」と呼ぶようです。
 
 
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撮影日2010年5月31日
 「南北架構」のこのパイプはなんでしょうか? 私は上水管と下水管と勝手に想像していました。
 
 ある方に教えて頂きましたが、ドーム屋根に降った雨を集めて北側に流すパイプだそうです。
 駅南側には下水幹線がないので、ドーム屋根に降った雨水は南側に集められたあと、「南北架構」のパイプを通して、北側に流し、北側の下水幹線に排水するそうです。
 
 
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撮影日2010年5月31日 早速、検証してみました。確かにドーム屋根から複数の銀色の金属パイプが降りています。
 
 
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撮影日2010年5月31日 
 確かに「南北架構」のパイプにつながっています。黒いジャバラ状の部分は、地震時に揺れによるズレを吸収するための部分でしょうか?
 
 ドーム屋根の雨水処理なんて考えた事もありませんでした。巨大建築物を建設するということは、あらゆることを考えて建設する必要があるんですね。

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ジオ グランデ梅田 茶屋町レジデンス 2010年5月31日の建設状況

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-ジオ グランデ梅田 茶屋町レジデンス-
 「ジオ グランデ梅田 茶屋町レジデンス」は、「茶屋町東地区第一種市街地再開発事業」と呼ばれていたプロジェクトです。
 地上31階、地下1階、高さ113.89m、総戸数は186戸(非分譲12戸含む)、竣工は2011年6月下旬予定、入居開始は2011年7月上旬予定です。
 
 
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敷地中央あたりです。2ヶ月ぶりの撮影だったので変わりように驚きました。2ヶ月前は、中央部分は何もありませんでした。
 
 
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敷地南側です。このあたりには「BEL・COM(ベルェベルビューティコミュニケーション専門学校)」が建設されます。南側は「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」なんですね。

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2010年6月 3日 (木)

祝! 近鉄奈良線連続立体交差事業 2010年5月30日(日)下り線高架化 Part3:東花園駅編

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-近鉄奈良線連続立体交差事業-
 
「近畿日本鉄道」は、近鉄奈良線の「八戸ノ里駅」~「瓢箪山駅間」の下り線(奈良行き)を、2010年5月30日(日)始発から高架線に切り替えました。
 「八戸ノ里駅」~「瓢箪山駅間」の約3.3kmが高架化され、駅も「若江岩田駅、河内花園駅、東花園駅」の3駅で高架駅舎の使用が開始されました。
 
 東大阪市・HP → 近鉄奈良線連続立体交差事業
 
 Part3として「東花園駅」の下り線ホームの様子をUPします。一番上の写真は、「東花園駅」下り線ホームの西端から西側(大阪側)を見た様子です。
 
 
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「東花園駅」下り線ホームの西端から東側(奈良側)を見た様子です。
 
 
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「東花園駅」は、日本のラグビーの聖地「近鉄花園ラグビー場」の最寄駅です。「準急」と「区間準急」も停車します。1面2線のため電車が待避可能となっていますが、ホーム幅はあまり広くありません。
 
 
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最初に階段があります。
 
 
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次にエレベーター(奥)と待合室(手前)があります。
 
 
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一番東側に階段とエスカレーターがあります。
 
 
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「東花園駅」下り線ホームの東端から西側(大阪側)を見た様子です。
 
 
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「東花園駅」下り線ホームの東端から東側(奈良側)を見た様子です。次の駅は「瓢山駅(ひょうたんやまえき)」です。
 
 高架工事は、「東花園駅」と「瓢山駅」の中間くらいで終わりますが、「外環状線」手前あたりから「瓢山駅」までは盛土となっているため、すでに立体交差化されています。ちなみに「瓢山駅」自体は地上駅で、駅の東側には踏切もあります。
 
 
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「東花園駅」の先には、近鉄奈良線の車両基地である「東花園検車区」があります。そのため北側の車両基地に向かう分岐器があります。
 
 車両基地への配線はいつも高架工事のネックになるのですが、「東花園検車区」はかなり北側にあるので、高架から徐々に地上に降りるように配線する事が可能です。そのため「東花園検車区」の大規模な配線の変更は必要ありません。
 
 
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改札口は、「近鉄花園ラグビー場」の最寄駅としては非常にコンパクトです。まだ下り線しか高架になっていないためでしょうか?
 高架工事中は上り線と下り線は別々の改札口になっています。間違わないよう注意する必要があります。

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大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Cブロック 2010/05/31

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撮影日2010年05月31日 全景です。
 
 
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撮影日2010年05月31日
 「三点式パイルドライバ」が解体されていました。この部分は「Cブロック」ではなく「Bブロック」になります。
 「Bブロック」の地下の駐車場と駐輪場に向かうスロープを建設するために「山留め壁」を構築していました。

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2010年6月 2日 (水)

祝! 近鉄奈良線連続立体交差事業 2010年5月30日(日)下り線高架化 Part2:河内花園駅編

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-近鉄奈良線連続立体交差事業-
 
「近畿日本鉄道」は、近鉄奈良線の「八戸ノ里駅」~「瓢箪山駅間」の下り線(奈良行き)を、2010年5月30日(日)始発から高架線に切り替えました。
 「八戸ノ里駅」~「瓢箪山駅間」の約3.3kmが高架化され、駅も「若江岩田駅、河内花園駅、東花園駅」の3駅で高架駅舎の使用が開始されました。
 
 東大阪市・HP → 近鉄奈良線連続立体交差事業
 
 Part2として「河内花園駅」の下り線ホームの様子をUPします。一番上の写真は、「河内花園駅」下り線ホームの西端から西側(大阪側)を見た様子です。
 
 
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「河内花園駅」下り線ホームの西端から東側(奈良側)を見た様子です。
 
 
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最初に昇りエスカレーターと階段があります。
 
 
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下り線ホームの配置は、「若江岩田駅」とほぼ同じになっています。床面も同じくアスファルトを使用しています。
 
 
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次にエレベーターがあります。
 
 
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一番東側には階段があります。待合室も設置されています。
 
 
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「河内花園駅」下り線ホームの東端から西側(大阪側)を見た様子です。
 
 
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「河内花園駅」下り線ホームの東端から東側(奈良側)を見た様子です。
 
 
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ホームの軌道です。「弾性枕木直結軌道」を採用しています。枕木は一般的な「PC(プレストレストコンクリート)枕木」を採用しています。間に敷かれているバラスト(砕石)は、「消音バラスト」でしょうか?
 
 
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こちらは、ほぼ同じ時期(2010年5月16日)に高架化された関東の私鉄「京浜急行」のホームの軌道です。「フローティング・ラダー軌道」を採用しています。
 関西でも「南海電鉄、京阪電鉄、神戸電鉄」等で一部採用されているので見る事が出来ます。
 
 詳しくは → ラダー軌道とは 
 
 このように軌道の設計一つをとっても鉄道会社によって大きな違いがあります。鉄道会社による違い、関西と関東の違い、JRと私鉄の違い、在来線と新幹線の違いなどを比べてみると楽しいです。

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大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Bブロック 2010/05/31

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撮影日2010年5月31日 北タワーが建設される部分です。
 
 
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撮影日2010年5月31日 南タワーが建設される部分です。

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2010年6月 1日 (火)

祝! 近鉄奈良線連続立体交差事業 2010年5月30日(日)下り線高架化 Part1:若江岩田駅編

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-近鉄奈良線連続立体交差事業-
 
「近畿日本鉄道」は、近鉄奈良線の「八戸ノ里駅」~「瓢箪山駅間」の下り線(奈良行き)を、2010年5月30日(日)始発から高架線に切り替えました。
 「八戸ノ里駅」~「瓢箪山駅間」の約3.3kmが高架化され、駅も「若江岩田駅、河内花園駅、東花園駅」の3駅で高架駅舎の使用が開始されました。
 
 東大阪市・HP → 近鉄奈良線連続立体交差事業
 
 連続立体交差事業は、点の超高層ビルと違って、線のため同じような風景が続きブログで工事の雰囲気を伝えるのが難しく、UPするのを躊躇してしまいます。
 「近鉄奈良線連続立体交差事業」も2年半ぶりの更新になります。その間、何度も近鉄奈良線に乗ったのですが、2回目の更新は下り線(奈良行き)が完成してからになってしまいました。
 
 Part1として「若江岩田駅」の下り線ホームの様子をUPします。「河内花園駅、東花園駅」は、明日と明後日にUPする予定です。
 一番上の写真は、「若江岩田駅」下り線ホームの西端から西側(大阪側)を見た様子です。
 
 
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「若江岩田駅」下り線ホームの西端から東側(奈良側)を見た様子です。
 
 
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最初に昇りエスカレーターと階段があります。
 
 
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下り線ホームは、1面1線のコンパクトな造りで、床面はほとんどアスファルトを使用し、工事費を抑えています。
 
 
Kintetsu10055
次にエレベーターがあります。
 
 
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一番東側には階段があります。待合室も設置されています。
 
 
Kintetsu10057
「若江岩田駅」下り線ホームの東端から西側(大阪側)を見た様子です。
 
 
Kintetsu10058
「若江岩田駅」下り線ホームの東端から東側(奈良側)を見た様子です。

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大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Aブロック 2010/05/31

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撮影日2010年5月31日 全景です。 
 
 
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撮影日2010年5月31日 1台目の「TRD工法機」です。「H型鋼」の建て込みが行われています。 
 
 
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撮影日2010年5月31日 2台目の「TRD工法機」です。「H型鋼」の建て込みが行われています。 
 
 
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撮影日2010年5月31日
 2台目の「TRD工法機」です。たまたまゲートが開いていました。地上で見るとかなり大きい事が分かります。

 
 
Kita1005315
撮影日2010年5月31日
 3台目の「TRD工法機」です。「H型鋼」の建て込みが行われています。奥が「H型鋼」の建て込みが終わった部分で、手前がこれから行われる部分です。

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