世界遺産 姫路城が大変な事に!
-国宝姫路城大天守保存修理工事-
世界遺産そして国宝の姫路城が大変な事になっています。2009年秋から大規模な改修工事「平成の大修理」が行われています。
工事期間は約5年間です。事業費は約28億円(素屋根工事費12.6億円、補修工事費15.4億円)で、姫路市の負担は約10億円だそうです。
工事は2009年秋から着工されましたが、2010年4月までは大天守はそのまま、通常通り見学できました。その後、本格的な改修工事が始まりました。
姫路城天守閣の大改修は、「昭和の大修理」以来です。工事が進むと内側には見学者用のエレベーターが設置され、地上30m以上の高さの見学室からガラス越しに、間近に修理の様子が眺められるようになるそうです。
詳しくは → 姫路城大天守保存修理事業についての情報
現地の告知板を見ると計画名は、「国宝姫路城大天守保存修理工事」となっていました。「労災保険関係成立票」を見ると工期は、2009年11月1日~2015年3月31日までのようです。
施主は姫路市で、施工は「鹿島・神埼・立 共同企業体」となっていました。「鹿島建設」と姫路市に本社がある「神埼組」と「立建設」の共同企業体ようです。ちなみに「鹿島建設」は「昭和の大修理」も行ったようです。
詳しくは → 鹿島の軌跡
予想はされていましたが、本格的に工事が始まって観光客が激減しているそうです。でも逆に考えると「東京スカイツリー」の建設現場が今しか見られないように、大修理も今しか見られんません。みなさん姫路城に観光に来て下さいね!
南側「三の丸広場」越しに見た様子です。
南西側から見た様子です。
東側から見た様子です。
東側には、巨大な構台が設けられています。
名古屋に本社がある「ミック」が所有するクローラークレーンです。「ミック」のクレーンは日本中どこでも活躍していますね。
こちらのクローラークレーンも「ミック」です。
(おまけ) 春の姫路城です。
(おまけ) 冬の姫路城です。
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