新幹線「新大阪駅」ホーム増設&引上げ線増設プロジェクト+JR西日本の謎の工事 2010年8月26日の建設状況
-新大阪駅・ホーム増設&引上げ線増設-
現在JR東海は、阪急電鉄が新大阪連絡線の用地として確保していた土地を一部転用して2つのプロジェクトを進めています。
(1)26番線の北側に相対式1面1線のホームを増設して27番線を新設する。
(2)博多方面にある2本の引き上げ線を新たに2本追加して4本に増設する。
「新御堂筋」の東側部分です。「新御堂筋」の上に「手延式送出し工法」により送り出された部分と接続されました。
更に東側部分です。この部分は建設中の「(仮称)新大阪阪急ビル」で隠れるので地味な壁になっています。
「新御堂筋」の西側部分です。「新御堂筋」の上に「手延式送出し工法」により送り出された部分の西端が見えます。
東側に6回の水平移動が完了したので、仮設の橋脚は解体されると思っていましたが、そのまま使用しています。
緑色の鉄骨は仮設なので、今度は西側に「手延式送出し工法」を行うのでしょうか? それとも単なる解体の途中なのでしょうか? 良く分かりません・・・
更に西側部分です。延々と工事が続いています。
JR新大阪駅在来線のホーム北側で、ホームを一部閉鎖して謎の工事が行われています。
幻の阪急の駅の鉄骨を解体した後、ホーム上に新たな鉄骨が組まれています。何の工事を行っているのでしょうか? 「仮囲い」には「駅構内の改良工事」としか書かれていません。
私が調べた限りでは、JR西日本も正式には発表していないようです。今年の2月26日に発表された「新大阪駅コンコースなどの改良について」にもこの部分は触れられていません。
参考 → 新大阪駅コンコースなどの改良について
JR東海が、27番線を新設する更に北側に建設中です。新たな橋上駅舎でしょうか? それとも単なる東西自由通路でしょうか?
私的には、存在すらほとんど知られていない新大阪駅東口の駅前広場側が活性化するプロジェクトだったらうれしいのですが・・・
駅の外から見た様子です。
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