大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Bブロック 2010/09/06
撮影日2010年9月6日 北タワーが建設される部分です。
撮影日2010年9月6日
「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みが行われていました。最初は2台のクローラークレーンで吊り上げて「建て起こし」されます。2点で支えるのは、「構真柱」がたわんで変形しないようにするためです。
「構真柱」を建込む工法には、コンクリートを打設する前に「構真柱」を挿入する「先決め工法(先建て工法)」と、コンクリートを打設した後に挿入する「後決め工法(後建て工法)」があります。
その中間として、コンクリートを打設する前に「ガイド管(コラム管)」を建込み、コンクリート打設後に「構真柱」を挿入する「ガイド管工法(コラム建て工法)」という第3の工法もあります。
今回は、「ガイド管工法(コラム建て工法)」で建込みが行われていたので写真をUPしたいと思います。
撮影日2010年9月6日
その前に大切な作業があります。「ガイド管(コラム管)」を建込みです。「ガイド管(コラム管)」の建込み精度が、直接「構真柱」の建込み精度に影響するので正確に建込む必要があります(写真はAブロック)。
「ガイド管(コラム管)」の建込みが終わった後に、「ガイド管(コラム管)」の中央からコンクリートを打設します。
撮影日2010年9月6日 「構真柱」を「建込み架台」に合わせます。
撮影日2010年9月6日
「構真柱」に羽の様な「スペーサー」が取り付けられています。構真柱に取り付けた「スペーサー」により「ガイド管(コラム管)」内での建込み精度を維持します。
撮影日2010年9月6日 「構真柱」がほとんど見えなくなりました。
撮影日2010年9月6日
間違っているかも知れませんが、「構真柱」の上部に「ヤットコ」を連結する作業をしていると思われます。
「Aブロック」で以前撮影したものですが、「建込み架台」と「ガイド管(コラム管)」を撤去したらこのように「ヤットコ」だけが地上に飛び出した状態になります。後日、「ヤットコ」は撤去されます。
(注意) 「構真柱」の建込みに関して書籍やネットでの資料がほとんどありません。あくまでも素人が独学で勉強したもなので間違いが多々あると思います。
夏休みの自由研究程度に読み流してください。いろいろな工法について勉強中なので間違いを指摘して頂けると助かります。
撮影日2010年9月6日 南タワーが建設される部分です。
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