阪神本線三宮駅改良工事 2010/09/17 ホーム西側にも鉄骨が姿を現す!
-阪神本線三宮駅改良工事-
阪神三宮駅は、2012年度末の完成を目指して、総額約130億円をかけて大規模な改良工事を行っています。
単なる改良工事ではなく、新たに地下駅をつくるような大規模な工事が行われています。当初、新設される東改札口が供用開始は2011年3月頃と言われていましたが、少し前の神戸新聞の記事によると2012年春頃だそうです。
阪神本線三宮駅改良工事の概要
◆ 工事内容-東改札口の新設、西改札口の改築、駅排煙設備の新設、駅構内配線の変更、エレベーターの新設
◆ 総事業費-約130億円
◆ 工期-2007年10月4日~2013年3月
◆ 備考-2012年春頃東改札口供用開始予定、全体は2013年3月完成予定
仮設の鉄骨が萌えです。
ちょっとオタッキーな話になりますが、「トルシア形高力ボルト」の締め方が良く分かる場所があったのでUPしたいと思います。鉄骨造のビルでも同じなので参考になります。
「トルシア形高力ボルト」は、鉄骨の接合時に多用されます。ボルトを締める前に白いマジックで「マーキング」されます。
「インパクトレンチ」という機械でボルトを締めて必要なトルクに達するとボルト先端の帽子の様な「ピンテール」が破断してボルト締めが完了します。
建辞苑→ 高力TCボルト(トルシア形高力ボルト)
ボルトを締める前に白いマジックで「マーキング」するのは、ボルトが完全に締まっているかチェックするためです。
マーキングが添え板の「スプライスプレート」、「座金」、ボルト先端と一直線に並んで、「ナット」の部分のみが回転していればOKです。
他の部分も回転していると締まっていない可能性があるので「トルシア形高力ボルト」を取り換えてボルトを締め直します。
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