(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館 2010/09/28 「TMB掘削バケット」が登場!
撮影日2010年9月28日 全景です。
撮影日2010年9月28日 「拡底バケット」と「TMB掘削バケット」です。
撮影日2010年9月28日
「TMB掘削バケット」です。こんなに間近で見る事が出来て感激です。「(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館」も「場所打ちコンクリート杭」の一部に「TMB杭(多段拡径杭/多段拡底杭)」が採用されるようです。
-TMB杭(多段拡径杭/多段拡底杭)-
写真は、「大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Bブロック」で撮影したものです。「多段拡径杭(TMB杭:Takenaka Multi-Belled Pile)」は、「竹中工務店」により2003年に実用化され、「(財)日本建築センター」の工法評定を2007年2月に取得しました。新しい技術です。
「TMB杭」は、円筒状の杭の軸部に中間拡径部と呼ぶ円錐状の節(ふし)を複数設けることによって、通常の場所打ちコンクリート杭に比べて大きな荷重を支持できるようにしています。また地震時や強風時の引抜き抵抗力も増大します。
関西では、「中之島フェスティバルタワー」、「大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Bブロック・Cブロック」でも採用されています。
撮影日2010年9月28日 「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みが行われていました。
撮影日2010年9月28日
北側から見た様子です。「構真柱」の建込みが終わっていました。「構真柱」の上部には「ヤットコ」が連結されてジャッキで「ヤットコ」を支えています。
「構真柱」がコンクリートの中にズブズブ沈みこまないようコンクリートが固化するまで支えます。「ヤットコ」はコンクリートが固化すると撤去されます。
撮影日2010年9月28日 アースドリル掘削機です。
撮影日2010年9月28日 「ドリリングバケット」の底が開き掘削土を排出しています。
撮影日2010年9月28日 北側から見た様子です。
撮影日2010年9月28日
敷地西側の「山留め壁」に使用された芯材のH形鋼が見えます。規則性があるのかよく分かりませんが、等間隔で無い事が分かります。
撮影日2010年9月28日 南隣りの「岸本ビル」ですが、残っていた南西側の部分が更に低くなりました。
撮影日2010年9月28日
(おまけ) わずかな希望を抱いて甲子園球場に行きましたが、7-5で巨人に敗れて優勝は絶望になりました。写真はタレントの「山瀬まみ」の始球式です。
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