大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Aブロック 2010/10/08
撮影日2010年10月08日 全景です。
撮影日2010年10月08日
「アースドリル掘削機」です。「拡底バケット」が取り付けられています。現在は閉じていますが、杭の底で開き「拡底杭」を構築します。
撮影日2010年10月08日
右側が「ガイド管(コラム管)」、左側が「スライムクリーナー」です。「スライムクリーナー」の先端には「水中サンドポンプ」が装備してあり、杭の底に沈殿する「スライム」を吸い上げます。
「スライム」とは、「場所打ちコンクリート杭」構築時に生じる「沈殿物」です。コンクリートと混ざると杭の支持力に悪影響を及ぼすのでコンクリートの打設前に必ず除去します。
撮影日2010年10月08日
これは何の作業を行っているのでしょうか? 「掘削孔」の精度を計測しているのでしょうか? よく見る光景ですが、知識不足のため分かりません。
撮影日2010年10月01日
前回UPした時に「Aブロック」の直径が違う「鉄筋かご」についてブログ上で質問しました。北ヤードの関係者でありませんが、場所打ち杭の工事を行っている方からメールを頂きました。
杭が地上に近くなると「水平力(地震の加速度により底盤近くに生じる水平力)」が大きくなり対策が必要だそうです。対策として
(1) 杭上部の杭経を下部より大きくする。
(2) 杭上部を鋼管巻にする。
(3) 杭上部の杭経を下部より大きくする+鋼管巻
の3パターンが考えられるそうです。「Aブロック」は、(1)もしくは(3)のパターではないか? ということだそうです。
そのため杭上部の「鉄筋かご」の直径が下部より大きくなっている可能性があるそうです。
一言で言えば、 ”下部よりも上部の方が太い場所打ちコンクリート拡底杭” ということだそうです。 なるほど! 大変勉強になりました。
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