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2010年12月 7日 (火)

大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Aブロック 2010/12/06 場所打ちコンクリート杭に「ナックル・パイル」採用?

Kita1012061
撮影日2010年12月6日
 全景です。 昨日またカメラを落としてしまいました。今年で3度目です。壊れないのが不思議です。
 更に、まだ2日残っている「スルッとKANSAI 3dayチケット」も無くしてしまいました。歳のせいでしょうか? 最近やたらミスが多いです。久しぶりに地下深くまで落ち込んでしまいました・・・
 
 
Kita1012062
撮影日2010年12月6日
 先週書くのを忘れていましたが、道路の形状が変わっています。Aブロックの「仮囲い」を内側に移動させたのはこれが理由だったんですね。
 
 
Kita1012063
撮影日2010年12月6日
 敷地北側部分です。地下1階の柱頭部分と1階床の鉄骨の建方が行われ、1階床には「デッキプレート」の取り付けも行われています。
 
 
Kita1012064
撮影日2010年12月6日
 「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分に、地下1階の柱頭部分(1階床部分を兼ねる)の鉄骨を取り付け、その後に1階床の梁を取り付けます。そして「デッキプレート」を敷きます。
 
 
Kita1012065
撮影日2010年12月6日
 「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分がたくさん見えます。仮設の「作業床コンクリート」の打設が終わっています。
 
 「構真柱」の周囲にはコンクリートが打設されていない事が分かります。この隙間は、「作業床」と「構真柱」の間に小型のジャッキを設置して「構真柱」の水平位置精度の修正を行うための空間です。
 
 
Kita1012066
撮影日2010年12月6日
 「TRD工法」で構築した「山留め壁」が良く分かります。「山留め壁」の周囲に「構真柱」がありません。
  
 「Aブロック」の外周部は、「TRD工法」で構築した「山留め壁」を「山留め壁」だけでなく、「H形鋼壁杭」として使用するためだそうです。つまり「山留め壁」を外壁の柱や杭として使用する訳です。
 
 ある方から教えて頂きましたが、「Aブロック」の場所打ちコンクリート杭には「ナックル・パイル(節付き丸杭)」採用しているそうです。
 「ナックル・パイル工法」は、「大林組」が開発した場所打ちコンクリート杭の軸部に節部を設け鉛直支持力や引き抜き抵抗力を増大させる最新の工法です。
 
 BブロックとCブロックには、「竹中工務店」が開発した同じような「TMB杭(多段拡径杭もしくは多段拡底杭)」が採用されています。北ヤードの場所打ちコンクリート杭は、最新技術の共演だった訳ですね!
 
 
Kita1012067
撮影日2010年12月6日
 南側に「仮設スロープ」が設けられています。「仮設スロープ」の周囲にも「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分が見えます。
 
  「1次根切(掘削)」が完了したようです。Aブロックは結構広いので、複数の工区に分けて掘削を行うと思っていましたが、一気に行いました。

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