(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館 2010/12/09 「山留め壁」の構築完了?
撮影日2010年12月9日 全景です。
撮影日2010年12月9日
ブルーの「トレンチカッター掘削機」と黄色の「CON掘削機」が集結しています。先週までいた「MHL掘削機」は姿を消していました。今年の5月上旬から行われていた「山留め壁」の構築が終わったようです。
「(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館」は、「TSW工法(Takenaka Soilcement Wall Method:掘削土再利用地中連壁工法)で、「山留め壁」を構築しています。
一般的な「ソイルセメント柱列壁工法」だったら2~3ヶ月で終わりますが、約7ヶ月かかったことになります。
「(仮称)阿部野橋ターミナルビル タワー館」は、「山留め壁」を「山留め壁」だけでなく、建物外周の本設杭や柱としても使用します。高さ300mの超高層ビルを支える頑強な構造物となるので長期間要したのだと思われます。
撮影日2010年12月9日
黄色の「CON掘削機」の解体が始まっていました。掘削するバケット部分が取り外されています。
黄色い目隠しの「養生シート」でほとんど見えなかったのですが、こんな構造になっていたんですね。
ベースマシンは、日立建機時代の三点式パイルドライバ「PD9」のようです。日立建機のパイルドライバは、現在は「日立住友重機械建機クレーン」に移管されています。
車体に書いてある「大容基功工業」のHPを見ると1968年に「CON掘削機」開発と書いてあります。ずいぶん前から存在する掘削機なんですね。
撮影日2010年12月9日 中央部分の「安定液タンク」が解体されていました。
撮影日2010年12月9日 断面はこんな感じなんですね。意外と簡単に分解していました。
撮影日2010年12月9日 敷地東側の「構真柱」を組み立てる「仮孔」が、少し北側に移動しています。
撮影日2010年12月9日 北側から見た様子です。
撮影日2010年12月9日 2台目の「アースドリル掘削機」です。
撮影日2010年12月9日 「ドリリングバケット」の底が開いて、掘削土を排出しています。
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