大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト/Aブロック 2011/01/14 地下道建設予定地に「三点式パイルドライバ」登場!
撮影日2011年1月14日
全景です。痛恨のミスで全景写真を撮影するのを忘れていたので2枚の写真を合成しました。我ながら自分のどんくささに呆れかえります。
北ヤード2期区域は、広大な緑地を中心とした施設にするとか・・・ 私的には経済情勢によって変わるので無理して急いで決める必要はないと思っています。
現に北ヤードの1期区域は、構想が出て30年近く経ってやっと姿を現しつつあります。バブル経済やバブル崩壊などその時の経済情勢に振り回されました。
現状の日本や大阪だけを見て開発を決めるの危険だと思います。日本にとって苦難の道となると思いますが、今後ますます中国をはじめとしてアジア諸国が猛烈な勢いで台頭してきます。
2011年~2020年の変化は、2001年~2010年の変化とは比較にらないくらい世界の経済や軍事のパワーバランスが変わります。
大阪都市圏は、鉄道網、高速道路網、空港、港湾施設、大学、医療施設などのインフラは世界のトップレベルです。それなのに世界における大阪の地位はあまりにも低い・・・
抜群のポテンシャルがあるので、やり方によっては香港やシンガポールの様な都市になる事も出来ると私は信じています。
大阪がアジアの台頭を上手に取り入れて成長するか、取り入れないで停滞するかによって大阪や北ヤード2期区域を取り巻く状況は全く変わります。
大阪の一等地に中途半端なものを建設すると後で取り返しがつかなくなります。大阪の目指す道をしっかり決め、道筋が見えてから北ヤード2期区域の利用方法を決めても遅くはないと思います。
撮影日2011年1月14日 北側部分です。
撮影日2011年1月14日 北東角に屋根のようなものが姿を現しました。
撮影日2011年1月14日 南側部分です。
撮影日2011年1月14日 南端部分です。1階床の鉄骨建方もあと少しで終わります。
撮影日2011年1月14日
「三点式パイルドライバ」が姿を現しました。AブロックとBブロックは、地下3階と地上2階部分が結ばれます。
「三点式パイルドライバ」は、地下道建設のため「ソイルセメント柱列壁工法」で「山留め壁」を構築するために登場したと思われます。
「山留め壁」の構築は、Bブロック側からAブロック側に徐々に移動しながら行われると思われます。
撮影日2011年1月14日
日本車輌製造の「三点式パイルドライバ(DH608-120M)」です。「三点式パイルドライバ」の全体をこんなに間近で見る事はめったに無いのでちょっと感激しました。
「DH608-120M」は、全装備最大質量が120トンもあり、アメリカの最新鋭戦車「M1A2エイブラムス」やドイツの最新鋭戦車「レオパルド2A6」の2倍くらいの重さになります。
撮影日2011年1月14日
三連型の「アースオーガ」が装着されています。何度も上下させながら原位置土と「セメントスラリー」を混合して、ソイルセメントの壁体を構築します。
撮影日2011年1月14日 先端部分です。ここから「セメントスラリー」を吐出します。
撮影日2011年1月14日 「セメントミルクプラント」です。
撮影日2011年1月14日 芯材の「H形鋼」です。間近で見ると想像以上に厚く大きいです。
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