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2011年2月 1日 (火)

梅田阪急ビル立替計画 2011/01/31 「場所打ちコンクリート杭」の構築開始!

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撮影日2011年1月31日 全景です。
 
 
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撮影日2011年1月31日
 予想通り「場所打ちコンクリート杭」の構築が始まりましたが、工事の基準面は「基準面2」ではなく、解体したコンクリートガラ等を積み上げた一段高い地下1階床面の高さに合わせた「基準面1」の作業床部分でした。また予想が外れてしまいました・・・(涙)
 
 「基準面2」の部分には、安定液の「スラッシュタンク」が設置されていました。更に作業が進むと大型の円形の「安定液タンク」を設置するかも知れません。
 
 
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撮影日2011年1月31日
 「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築作業です。掘削は「オールケーシング掘削機」で先に地下躯体を打ち抜いて「表層ケーシング」を建込んで、軸部の掘削は「アースドリル掘削機」で行っているようです。
 
 
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撮影日2011年1月31日
 「場所打ちコンクリート拡底杭」にコンクリートを打設しています。周囲に「構真柱(こうしんちゅう)」や「構真柱」を建込む架台が見当たりません。「構真柱」は建込まない普通の「場所打ちコンクリート拡底杭」の可能性が高いです。
 
 私は北側の「第2期」も「逆打ち工法」で建設されると思い込んでいました。といのは南側の「第1期」が「逆打ち工法」で建設されたからです。
 下記のゴリモン氏のブログ「ゴリモンな日々」の2007年11月10日の記事を見たら分かりますが、「構真柱」が建込まれ1階床が最初に
構築されています。
 
 ゴリモンな日々 →  工事現場めぐり(大阪駅周辺)
 

 それにもう一つ大きな誤解をしていました。「梅田阪急ビル立替計画」を地上41階、塔屋2階、地下3階と思い込んでいた事です。
 「建築計画のお知らせ」の数値がそうなっているからですが、大阪市の「環境アセスメント」をもう一度よく見ると地上41階、塔屋2階、地下2階のようです。
 「建築計画のお知らせ」の地下3階は、「阪急グランドビル」の数字を含んでいるようです。
 
 新ビルが地下2階だったら、地下躯体の解体工事がすでに地下2階まで行われているのでここから「逆打ち工法」を採用する必要性が減ります。
 「梅田阪急ビル立替計画」の北側部分は、地下2階部分から上に順番に構築する「順打ち工法」の可能性があります。
 
 「順打ち工法」なのか? 地下2階部分のみ「逆打ち工法」で行うのか? 1日のある時間帯の写真だけでは判断できないのでもう少し様子を見たいと思います。

 
 
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撮影日2011年1月31日 残された部分があと少しになりました。
 
 
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撮影日2011年1月31日
 南側から見た様子です。「梅田阪急ビル
オフィスタワー」のコンビニから店員さんに断って撮影しました。
 
 さすがに2回目なので思いっきり気が引けたのですが、この光景を撮影しないと絶対に後悔すると思いお菓子を買って、店員さん再度お願いしてみました。撮影許可を頂いてありがとうございました。
 
 
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撮影日2011年1月31日
 北西側の鉄骨建方が行われている部分です。地上に姿を現した部分の下では「根切り(掘削)」が行われています。
 
 「構真柱」が見えます。2010年11月1日に見かけた「構真柱」はこの部分に建込まれたようです。理由はよく分かりませんが、北西側の一角だけは間違いなく「逆打ち工法」を採用しているようです。
 
 写真左下に謎の構造物が解体されずに残っています。地下への階段でしょうか? この部分に階段ありましたっけ?
 
 
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撮影日2011年1月31日
 重機を使って解体・掘削を行っています。JR線との境目あたりの地下には、昨年の秋に
「RC地中連続壁(場所打ち鉄筋コンクリート地中壁)」が構築されていましたが、どの部分なんでしょうか?

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