神戸ハーバータワー(KOBE HARBOR TOWER) 2011年2月18日の建設状況
-神戸ハーバータワー(KOBE HARBOR TOWER)-
私は兵庫県民ですが、半年以上この現場の撮影をサボっていました。梅田を中心とする大阪の開発があまりに凄いので大阪を追うだけで今は精一杯の状態です。
「神戸ハーバータワー(KOBE HARBOR TOWER)」は、ハーバーランド近くの「神明倉庫」が運営する介護付有料老人ホーム「海岸通・エレガーノ神戸」隣りに建設中の超高層タワーマンションです。
2009年初めに地上43階、高さ約152.25mで「建築計画のお知らせ」が掲示されました。しかしリーマンショック直後の不動産不況ということもあり、夏には「建築計画のお知らせ」が撤去されました。
マンション需要が復活したのに伴い、地上35階、塔屋2階、高さ118.14m、総戸数300戸に変更されて復活しました。
「(仮称)神戸海岸通タワープロジェクト」という名称で公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称が「神戸ハーバータワー(KOBE HARBOR TOWER)」に決定しています。
「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。
「拡底バケット」が2種類見えます。杭の底が三角フラスコのような「場所打ちコンクリート拡底杭」になります。
右側の「拡底バケット」は、ひょっとして大林組が開発した「ナックル・パイル(節付き丸杭)」を構築するためにバケット? かとも思いましたが、大林組のホームページの写真を見ると外観がかなり違いました。
「鉄筋かご」が見えます。
「スライムクリーナー」で「スライム処理」を行っています。スライム処理は掘削完了後に行う「一次スライム処理」と鉄筋かごを建込んでコンクリート打設する直前に行う「二次スライム処理」があります。
掘削時に発生し、杭の底に沈殿したスライムをそのままにしておくとコンクリートと混ざり杭の支持力に深刻な悪影響を及ぼします。そのために徹底的に除去します。
杭の孔壁の崩落を防ぐための「安定液」です。杭の中はこの「安定液」で満たされています。
最新の「建築計画のお知らせ」です。高さが118.20mから118.14mに変更になっていました。
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