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2011年4月26日 (火)

梅田阪急ビル立替計画 2011/04/25 1基目のタワークレーン登場!

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撮影日2011年4月25日 全景です。
 
 一部報道で、 ”阪急貨店梅田本店は2012年春の全面開業を断念し、2012度中の全面開業を目指しているが、開業が1年程度ずれ込む可能性もある。 ”と報じられました。
 今回の報道で、旧梅田本店建設時の設計図が保存されていなかった事を初めて知りました。

 エイチ・ツー・オー リテイリングは、 ”本日、一部の報道機関において、阪急うめだ本店に関する報道がなされましたが、当報道 は当社として発表したものではありません。今後、開示すべき事実が生じた場合には速やかに公表します。” と肯定も否定もしていません。
 
 旧梅田本店建設時の設計図が保存されていないという事で、地下躯体の解体工事を行いながら同時に手探り状態で地下構造物の位置や形状を確認していたことが推測されます。
 ただこのような困難な状況下でも「場所打ちコンクリート杭」を構築するという最重要の作業が終わったと考えられるので、すでに最大の山場は越えていると思われます。
 
 あくまでも私の私の勝手な予想ですが、さすがに2012年春の開業は難しいと思いますが、1年も遅れることはないと思っています。
 「東日本大震災」の影響による深刻な建設資材不足を克服すれば、遅くとも2012年秋ぐらいまでには開業できるのではないでしょうか?
 
 
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撮影日2011年4月25日 南側から見た様子です。「梅田阪急ビル オフィスタワー」のコンビニから店員さんに断って撮影しました。
 
 
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撮影日2011年4月25日 鉄骨建方が行われている部分です。
 
 
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撮影日2011年4月25日 1基目のタワークレーンが登場しました。
 
 
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撮影日2011年4月25日 タワークレーンの部材が見えます。
 
 
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撮影日2011年4月25日 デッキプレートもどんどん取り付けられ、その上の鉄筋の配筋も急ピッチで行われています。
 
 
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撮影日2011年4月25日
 北西端の地上2階の小さい構造物は、今年の初めに鉄骨建方が行われ完成しています。小さいながら阪急百貨店の外観と同じデザインになっています。
 
 北西側に工事車両用のゲートがあります。現在は一時的に閉鎖されていますが、1階床のデッキプレートの上にコンクリートの打設が終わると1階床が作業床として使用できるようになるのでこのゲートも復活すると思われます。
 
 
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撮影日2011年4月25日
 北東側部分も「場所打ちコンクリート杭」の頭が見えるようになったので、近いうちに鉄骨建方が開始されると思われます。
 
 
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撮影日2011年4月25日
 アップです。黄色い矢印が「場所打ちコンクリート杭」の頭部分です。作業床が高い場所にある場合は「構真柱(こうしんちゅう)」が建込まれています
 
 
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撮影日2011年4月25日 「杭頭処理」が行われた「場所打ちコンクリート杭」です。中心に鉄骨が建込まれています。
 
 
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撮影日2011年4月25日
 南西側部分は棚田のような傾斜をそのまま残し、鉄骨建方が行われています。極めて特殊な「逆打ち工法」で工事が行われていますが、建設スピードを上げるために鉄骨建方を優先しているのだと思われます。
 
 
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撮影日2011年4月25日
 南端に「仮設スロープ」があります。1階床が作業床として使用できるようになると「仮設スロープ」は必要なくなります。
 
 「仮設スロープ」部分は、1階床が作業床として使用できるようになると解体掘削が始まると思われます。「構真柱」は「仮設スロープ」の地下にすで建込まれていると思われます。

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