神戸ハーバータワー(KOBE HARBOR TOWER) 2011/04/14 「杭頭処理」の実施
-神戸ハーバータワー(KOBE HARBOR TOWER)-
「神戸ハーバータワー(KOBE HARBOR TOWER)」は、ハーバーランド近くの「神明倉庫」が運営する介護付有料老人ホーム「海岸通・エレガーノ神戸」隣りに建設中の超高層タワーマンションです。
概要は地上35階、塔屋2階、高さ118.14m、総戸数300戸で、2013年1月中旬の竣工予定です。
「場所打ちコンクリート杭」の「杭頭処理」が行われています。コンクリーを打設する時にはどうしても上の部分は「ベントナイト」等の不純物が混ざり合う部分が出来ます。この部分を取り除く作業を「杭頭処理」といいます。
「杭頭処理」には、「はつり」、「バキューム処理工法」、「静的破砕剤処理工法」、その他の工法があります。
「杭頭処理」で多く採用されているのが「はつり」と呼ばれる作業です。このように「コンクリートブレーカー」を使用して破砕して取り除きます。
写真が白っぽく見えるのは破砕時の粉塵のためです。「コンクリートブレーカー」を使用するので、結構凄い音がします。
「はつり」が終わった部分です。まるで刃物でスパッと切ったように見事に「杭頭処理」が完了しています。正に職人芸ですね!
「シートパイル」の「山留め壁」が見えます。「神戸ハーバータワー」は、地下階が無いのでそれ程深く「根切り(掘削)」する必要がありません。所々に見える鉄骨の支柱は、「乗入れ構台」を支える支柱だと思われます。
「油圧ショベル」で「根切り(掘削)」が行われています。
敷地東側部分です。
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