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2011年5月24日 (火)

神戸医療産業都市 国際医療開発センター 本日(2011/05/24)開所式!

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-国際医療開発センター-
 神戸国際医療交流財団は、ポートアイランド2期に2011年7月4日開院予定の「神戸市立医療センター中央市民病院」の東側に、「国際医療開発センター」を建設しました。本日(5月24日)に開所式が行われます。
 
 当初は2010年3月の完成を目指していましたが、政権交代に伴う国の補助金の精査などで手続きが遅れました。鉄骨造で地上7階、延床面積約5,670㎡の円形の美しい外観です。
 
 医療機器開発拠点として整備され、医療機器メーカーが医師の意見も採り入れながら、高性能の内視鏡や画像解析機器などを開発するための設備を整え、約10社と進出に向け交渉を進めています。
 総工費約22億円のうち約3分の2を国の補助で、残りを企業寄付など自己資金でまかなう予定です。
  
 詳しくは → 国際医療開発センター・公式HP
 
 
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正面から見た様子です。「IMDA」と書かれています。IMDAは「International Medical Device Alliance」の略です。
 
 
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北西側から見た様子です。
  
 
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「国際医療開発センター」の南側は、更地になっています。この敷地には、「神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC:Kobe International Frontier Medical Center)が建設される予定です。
 
 「神戸国際フロンティアメディカルセンター」は、生体肝移植の世界的権威で知られる田中紘一氏(京大医学部卒)が中心となり、建設を計画している民間病院です。
 臓器移植や再生医療などを手掛ける高度医療機関で、外国人研修医の拠点も設けます。医師・研修医計100人、看護師150人、ベッド数100床の規模での開業をを予定しています。
 
 2012年春のオープンを予定でしたが、まだ更地で動きが無いようです。2012年春のオープンはどう考えても無理ですね・・・
 
 当初は、2010年春の開業を予定していました。2008年夏頃にはアラブ首長国連邦のアブダビ政府系ファンド「ムバダラ開発」が約100億円の資金の大半を出資するこということで大変話題になりました。
 その後、世界中をリーマンショックが襲いました。最近「神戸国際フロンティアメディカルセンター」のニュースを聞きませんが、どうなっているのでしょうか?
 
 
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(おまけ) 国際医療開発センターの西側には、日本一長い約560mの「ムービングウオーク」がありましたが、豪快に解体工事が行われています。
 
 ムービングウォークは、2006年にポートライナーが延伸されて利用者が激減し、2010年春から運用が停止していました。
 神戸市は撤去に「解体費用がかかる・・・」と頭を抱えていましたが、雑草が生えて廃墟のようになっていたので撤去に踏み切ったようです。ただ「撤去復旧工事」と書いてあったので一部は残す可能性があるかも知れません。
 
 
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(おまけ) 「IKEA神戸」南側から「神戸市立医療センター中央市民病」北側を結ぶ道路が建設されきれいに舗装されています。2011年7月4日の開院に間に合うように開通しました。
   
 
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(おまけ) このコンクリートの壁は何か分かりますか? 実はポートアイランド1期南端の堤防跡なんです。ポートアイランド2期が埋立て開始されるまで、ここから南側(写真右側)は海でした。 

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