神戸市が「神戸ハーバーランド」内に所有する用地を売却!
-神戸ハーバーランド-
日経新聞と神戸新聞のネット版が伝えるところによると神戸市が、「神戸ハーバーランド」内に所有する約4200㎡の用地をを売却するそうです。
今年度後半をメドに売却先を公募する予定で、マンションなどの利用を想定しています。ハーバーランド内のまとまった市有地の売却は最後になります。
ネット版には地図が載っていなかったので正確な場所は分かりませんでしたが、以下のキーワードで「神戸情報文化ビル(カルメニ)」南側の駐車場では? と判断しました。
(1) この土地は旧国鉄の湊川貨物駅跡地の一部分にあたる。
(2) 1992年に街開きして以降、駐車場として利用している。
(3) 神戸市が都市計画で居住環境や教育環境を整備する地区として位置付けている。
土地を取得したデベロッパーは、海辺の立地を生かしたマンションを開発することが予想されるそうで、低層階に文化施設や店舗が入った複合施設として開発することも可能となるそうです。
「神戸ハーバーランド」周辺は、「神戸阪急」の撤退も決まり商業地区としては衰退傾向にありますが、住環境としては抜群なので周辺では高層マンションの建設が相次いでいます。
「三菱地所レジデンス、近畿菱重興産、三菱倉庫」の3社連合も、地上36階、塔屋2階、地下1階、高さ123.346m、総戸数345戸の超高層タワーマンションを建設を計画しています。
このマンションは、「建築計画のお知らせ」の掲示後にリーマンショック後の猛烈な景気後退が襲い延期になっていました。
市況が好転したため3月11日に再度「建築計画のお知らせ」を掲示しましたが、掲示日に日本を「東日本大震災」が襲いました。
再度延期かと心配しましたが、6月中に予定通り着工するという情報を耳にしたのでほっとしています。
神戸市が、「神戸ハーバーランド」内に所有する用地を売却すると聞いた時に最初は、「赤レンガ倉庫」の北側で、「ザ・ライオンズ・神戸ハーバーランド」東隣りのこの駐車場を想像しました。しかしこの駐車場は狭くてとても約4200㎡もありません。
「三菱地所レジデンス、近畿菱重興産、三菱倉庫」の3社連合が超高層タワーマンションを建設する用地です。
新しい「建築計画のお知らせ」です。階数と総戸数は変化がありませんでした。高さや面積等も少し変わっただけです。設計・施工は「大林組」となっています。
「大林組」は、このマンションを含め「シティタワー神戸三宮」、「神戸ハーバータワー」と神戸市内の高さ100mを超える超高層タワーマンションの建設を独占する事になります。
配置図と立面図も以前とほとんど変化がありません。
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