阪神本線三宮駅改良工事 2011/06/30 新しい下り線ホームが一部姿を現す!
-阪神本線三宮駅改良工事-
阪神三宮駅は、2013年春の完成を目指して、総額約153億円(駅改良工事約130億円、地下通路約7億円、歩行者デッキ約16億円)をかけて大規模な改良工事を行っています。
阪神本線三宮駅改良工事の概要
◆ 工事内容-東改札口の新設、西改札口の改築、駅排煙設備の新設、駅構内配線の変更、エレベーターの新設
◆ 総事業費-約153億円(周辺工事含む)
◆ 工期-2007年10月6日~2013年3月31日予定
◆ 備考-2012年春頃東改札口供用開始予定、全体は2013年3月完成予定
現在の折り返し線ホームから東側を見た様子です。概要が分かるようになってきました。
新しい下り線です。南側に降車専用ホームは設けません。
「東改札口」の床面が見えます。地上の道路との間が狭いため高さに余裕が無く「東改札口」の天井はかなり低いです。床面は写真で見えている部分すべてに構築されます。
この部分は、新しい下り線の線路の上にすでに架線が取り付けられています。
新しい下り線ホームの工事が始まっています。
この部分に新しい下り線ホームの柱が設置されます。東側に延長されるホームは下り線も上り線もホーム上に柱が2本1組で一定間隔で設置されます。
この部分は現在は下がまだ線路のため柱が設置出来ません。そのため仮設の鉄骨の柱で新しいトンネルを支えています。
現在の折り返し線ホームから西側を見た様子です。
新しい「東改札口」の床面の高さが分かります。この高さで床が構築されます。この部分は「東改札口」の更に西側になるので改札外の地下通路部分になると思われます。
「西改札口」の工事を地上から見た様子です。「阪神本線三宮駅改良工事」は、全体的に一回り大きなトンネルを造るイメージがありますが、そうではありません。一回り大きなトンネルを造るのは、東改札口から東側部分だけです。
西改札部分は、現在のトンネルの天井部分のみ解体し、側面はそのまま使用します。解体した天井部分に、一段高い天井を構築し、生まれた空間に新しい西改札口を設けます。
解体されて多くのブロックに分割されたトンネルの天井部分です。分割されたコンクリートにナンバーがふられています。
1933年(昭和8年)に完成したとは思えない美しいコンクリートです。当時の技術の高さが分かります。
ダンプトラックに積み込まれて外に運ばれていきます。
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