(仮称)東灘区住吉東プロジェクト新築工事 2011年8月10日の建設状況
-(仮称)東灘区住吉東プロジェクト新築工事-
「(仮称)東灘区住吉東プロジェクト新築工事」は、JR住吉駅近くの旧:東灘区役所跡地の再開発プロジェクトです。地上29階、地下1階、高さ98.95mのタワーマンションが建設されます。
前回撮影したのが、2011年2月18日だったので6ヶ月近く前になります。その間に本体工事に着工していました。
北東側から見た様子です。
「仮囲い」が一部網目になっているのでのぞいてみました。かなり深く「根切り(掘削)」が行われています。
「場所打ちコンクリート杭」が見当たりません。どうやら「直接基礎」で建設しているようです。
ちなみに「住吉川」を挟んですぐ隣の「プラウドタワー住吉」は、地表面から約10mの「砂礫層」を支持地盤をとする「直接基礎」で建設しています。距離がほとんど離れていないので、地下の状態もほぼ同じと思われます。
「直接基礎」の場合は、地下杭の代わりに「耐圧盤」と呼ばれる分厚い「鉄筋コンクリート造」の巨大な板を支持地盤の上に構築してビルの荷重を支えます。
「親杭横矢板工法」の「山留め壁」が見えます。
このコンクリートは「捨てコンクリート」だと思われます。表面に線が描かれ「墨出し」が行われています。この上に「耐圧盤」が構築されると思われます。
書籍やインターネットで「耐圧盤」と「耐圧版」の漢字を見かけますが、どちらでも正しいようです。時々「耐圧板」と書いてある場合もあります。日本語は難しい・・・
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