彦根駅東土地区画整理事業 2011年8月18日の状況
-彦根駅東土地区画整理事業-
JR彦根駅前は、「彦根城」のある西口と比べ東口には何もありませんでした。「彦根駅東土地区画整理事業」は、近江鉄道の移設に合わせ貨物ヤード跡地を区画整理し、琵琶湖東北部の拠点都市にふさわしい玄関口にするプロジェクトです。
JR彦根駅で下車するのは、2008年12月末以来です。リーマンショックにより「予定建築物概要」が撤去され、その後どうなったのか音沙汰の無い「18街区」の地上38階、塔屋2階、地下1階、高さ133.86mの超高層タワーマンションが気になっていました。
比較 → 2008年8月の状況
東口です。
駅前のロータリーが完成していました。
かつて地上38階、塔屋2階、地下1階、高さ133.86mの超高層タワーマンションが計画されていた「18街区」です。
よく分かりませんが、完全に計画は消えてしまったようですね。私個人の意見としては、国宝にも指定され、日本の世界遺産暫定リストにも記載されている「彦根城」がある彦根市には超高層ビルは必要ないと思っています。
奥には、「彦根駅東土地区画整理事業」も区域内ではないですが、 2008年7月25日(金)にオープンしたヤマダ電機の「テックランドNew彦根店」が見えます。
「17街区」には、2009年11月12日(木)にオープンした「ケーズデンキ彦根店」があります。
JR彦根駅は、相対式2面2線の地上駅です。間に中線があります。駅舎は橋上駅舎となっています。
JRに隣接して「近江鉄道」の彦根駅もあります。島式1面2線の地上駅です。「近江鉄道」の本社は彦根市にあります。
近江鉄道のカラーは、西武鉄道カラーの「レモンイエロー」です。「近江鉄道」は、戦後一貫して西武グループの会社です。電車も西武鉄道の中古車両を改造した車両を主力としています。
なぜ関東の西武グループと近江鉄道が結びついたかというと西武グループの創業者「堤康次郎」氏が滋賀県出身だったからです。
名称がいろいろ変わった「西武グループ」ですが、現在は純粋持株会社である「西武ホールディングス」の傘下に、事業会社である「西武鉄道」と「プリンスホテル」、その子会社や孫会社がぶら下がる構成になっています。
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