MUSEたかつき(JR高槻駅北東地区開発事業) 2011/08/18 「複合棟A」着工!
-MUSEたかつき・複合棟A-
「MUSEたかつき(ミューズたかつき)」は、「(仮称)JR高槻駅北東地区開発事業」のタウンネーミングです。
前回の撮影は4月末だったのですが、今回新たに「複合棟A」が本格的に着工されていました。
「複合棟A」の「中高層建築物計画標識」です。4月末に見た時は、このような概要の棟は存在しなかったので、「複合棟A」もしくは「複合棟B」の計画変更だと予想していましたが、答えは「複合棟A」だったようです。
建築主は「阪急不動産」、施工者は「フジタ」となっています。「阪急不動産」は「JR高槻駅北東地区開発事業」に気合が入ってますね。
「複合棟A」は、ちょっと前の資料を見たら分かりますが、当初計画では、地上10階、地下1階、高さ約50mで、住宅部分はありませんでした。計画が変更になったようです。
「複合棟A」は、「商業・業務」に分類され、飲食、物販、サービスおよび約170戸の共同住宅で構成されます。
「三点式パイルドライバ」です。
3軸の「アースオーガ」が装備されています。
「ソイルセメント柱列壁工法」で「山留め壁」を構築しています。
建込まれた芯材の「H形鋼」です。
芯材の「H形鋼」が準備されています。
「セメントミルクプラント」です。「麻生ラファージュセメント」は、「麻生グループ」に属し、世界第2位のセメントメーカーであるフランスの「ラファージュ社」との合弁会社です。元内閣総理大臣の「麻生太郎」氏は、麻生グループの御曹司です。
「山留め壁」の構築時に、「セメントミルク」を注入するので泥土があふれ出ます。泥土はこのような土砂の囲いの中で固化して適切に処分されます。
現地の告知板に分かりやすいように文字を書き込んでみました。「JR高槻駅北東地区開発事業」の計画が発表された当時は、このような大規模なプロジェクトが本当に完成するのか? とちょっと心配していました。
その後、計画は順調に進み「複合棟B」以外は、竣工済・建設中・「中高層建築物計画標識」の掲示という段階までこぎつけました。
再開発のいいところは街並みがきれいになり、道路や歩道が拡幅されて安全になることです。
写真は「西武高槻店」の北側部分ですが、以前は道路は狭く、歩道はほとんど存在しない状態でした。
道路は拡幅され、歩道はめちゃめちゃ広くなり、植栽も行われています。以前のこの場所を知っている方は驚かれると思います。
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