JR大阪駅のホーム屋根 2011/08/29 ホームはどこまでスッキリするのか?
撮影日2011年8月29日
JR大阪駅のホーム屋根の撤去が少しずつ進んでいます。当初は一定部分の屋根を完全に撤去する予定でしたが、霧状の雨の舞い込む状況を勘案して、かなりの部分に透明なガラス屋根を設置する事に決まりました。
JR西日本・プレスリリース(2011/07/01)
大阪駅ホーム屋根に関わる工事計画などについて
撮影日2011年8月29日
そもそもホーム上からすべてを無くすのは最初から不可能です。発車標、行き先案内、スピーカー、照明等をドーム屋根から吊り下げるのは不可能なので支柱で支える必要があるからです。
撮影日2011年8月29日 信号類を支える支柱も必要です。
撮影日2011年8月29日
これらをつなぐケーブル類は大きな問題です。血管の様な物なので絶対に必要ですが、美観を著しく低下させます。どのように隠すかJR西日本のお手並み拝見ですね。
撮影日2011年8月29日 電車の生命線である架線を吊る支柱も必要です。
撮影日2011年8月29日
さすがにこれは考えてあったようで、東端と西端は最初から屋根が残る部分の端に取り付けています。
撮影日2011年8月29日 橋上駅舎下までは、距離的に吊り下げる支えが必要ないようです。
撮影日2011年8月29日
完成イメージを見るとガラス屋根は、現在の構造物を極力再利用するようです。本来は撤去する予定だった構造物のため、数年前に行われたホームの大改修時も塗装の塗り替えと屋根のかけ替えを行ったのみでした。
再利用する場合には、ガラス屋根にマッチするよう出来るだけ美装化に心がけてほしいですが、年代物なのでかなり限界がありそう・・・(涙)
撮影日2011年8月29日 ガラス屋根部分は、「雨どい」のパイプも残るのでしょうか?
撮影日2011年8月29日
鉄骨がむき出しだった橋上駅舎の下部に、白い化粧板を取り付ける工事が最終段階を迎えています。
橋上駅舎を支える巨大な鉄骨の柱も両側に枠が取り付けられ、白く塗られて美装化されています。
撮影日2011年8月29日 天井も化粧板の取り付けがほぼ終わっています。
撮影日2011年8月29日 むき出しだったエスカレーターも化粧板できれいにお化粧されました。
撮影日2011年8月29日 やはり軌道上には化粧板は取り付けないようです。
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