地上46階、高さ約220mの「名古屋駅新ビル計画(仮称)新設他工事 名鉄線函体防護工事」 2011年9月上旬の解体状況
-名古屋駅新ビル計画(仮称)-
JR東海は、「名古屋ターミナルビル」の建て替え計画を進めています。地上46階、高さ約220m、延床面積約26万㎡にの超高層ビルが建設される予定です。
JR東海・ニュースリリース(PDF:2010/05/19)
「名古屋駅新ビル計画」の推進決定について
新ビル計画の概要
◆ 規模-地上46階、地下6階、高さ約220m、延床面積約26万㎡
◆ 用途-オフィス(15階および29~44階)、商業施設(1~14階)、ホテル(約350室:15階および19~25階)、駐車場、バスターミナル(1階)
◆ 建築主-東海旅客鉄道、ジェイアールセントラルビル
スケジュール
◇ 2010年09月末-名古屋ターミナルビル(ホテル・商業施設)営業終了
◇ 2010年12月初旬-名古屋ターミナルビル解体着手、仮設バス停供用開始
◇ 2012年夏頃-新ビル建設着手
◇ 2016年度-新ビル竣工(2017年度にかけて順次開業)
商業施設のテナントには、大手家電量販店「ヨドバシカメラ」との契約がまとまり、9~11階への入店が決定しています。
2~8階にはセントラルタワーズの百貨店「ジェイアール名古屋高島屋」が増床して入り、専門店街を取り入れることを検討しています。12・13階は飲食スペースとなる予定です。
現場に掲示してある告知板を見ると計画名は、「名古屋駅新ビル計画(仮称)新設他工事 名鉄線函体防護工事」と非常に長いです。
工期は2010年12月1日~2016年9月30日までとなっています。解体工事の工期を知りたかったのですが、掲示されていませんでした。
工事は「名古屋駅新ビル計画(仮称)新設他工事共同企業体」によって行われています。「大成建設」と「鹿島建設」の共同企業体となっています。
「名古屋ターミナルビル」は、地上20階、塔屋2階、地下3階、高さ83.8m、延床面積約97,000㎡の大規模な高層ビルのためタワークレーン2基で解体工事を行っています。
本体工事に入ったら「ミッドランドスクエア」の展望室からウォッチングしようと思っています。
2基のタワークレーンです。
北東側から見た様子です。道路側には大規模な商業施設が建設されます。奥の建物は駐車場棟なので残ります。
重機を使ってバリバリ解体しています。
北側の棟は地上躯体の解体が終わっています。この奥に、地上46階、地下6階、高さ約220mの超高層ビルが建設されます。
この地下には、「名鉄名古屋本線」が走っています。「名鉄線函体防護工事」はそのために工事です。
ビル本体は、「逆打ち工法」で工事を行うと思われますが、「名鉄名古屋本線」に影響を与えないでビルを建設する必要があるのでかなりの難工事になります。
ところで新ビルは、地下6階ですが。この深さだと「名鉄名古屋本線」より深くなります。ビルの内部を「名鉄名古屋本線」が貫く構造にするのか? 「名鉄名古屋本線」を避けて地下階を建設するのか? 非常に興味があります。
ビルの位置図を見ると、「名鉄名古屋本線」を挟んで、西側を超高層棟、東側を商業施設にするようなので、「名鉄名古屋本線」を避けて地下階を建設すると思われます。
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