ヨドバシカメラ 「マルチメディア梅田」北側の駐車場に店舗面積5万㎡クラスの大型商業施設を建設!
-マルチメディア梅田の北側に大型商業施設建設-
日経新聞が伝えるところによると「ヨドバシカメラ」は、2015年をメドに国内最大級の家電量販店「マルチメディア梅田」北側の敷地面積約7,000㎡の駐車場部分に大型の商業施設を建設するそうです。
入札時には、北側に超高層ビルの建設が計画されていましたが、商業施設に変更になったようです。いずれにしても一等地が駐車場のままではもったいないので喜ばしい事です。
2013年春に着工、総事業費は200億~300億円を予定しています。商業施設の詳細は今後詰めますが、ビル全体の店舗面積が5万㎡ある梅田店と同等以上の施設になるとみられます。
敷地北側の道路幅も拡幅されます。JR大阪駅・梅田店と結ぶ歩行者用デッキも整備するそうです。「梅田店」と書いているので、阪急梅田駅側と歩行者用デッキで結ぶと言う事ですね。
これは非常にうれしいニュースですね。私的には「ヨドバシカメラ」の南東角の部分と「カリヨン広場」と阪急梅田駅を結ぶ歩行者デッキを「T字型」に延長して整備してほしいです。
「ヨドバシカメラ」は、年商約1000億円の「マルチメディア梅田」を2011年12月に2割程度増床する計画も進めるています。
しかし「日本政策投資銀行」のレポートによると家電量販店の市場規模予測では、エコポイント制度の終了や地上デジタル放送への移行に伴うテレビの買換需要の先食いにより、家電小売市場の市場規模は、2012年以降約2割縮小すると予測されています。
「ヨドバシカメラ」は、家電量販店の市場規模縮小を見込んで、家電専門店から商業施設運営への事業構造転換を加速するようです。
グランドフロント大阪にも国内最大級の都市型商業施設が2013年春に開業する予定です。梅田の拡大はとどまるところを知りませんが、すでにオーバーストア気味なのでそのあたりが心配です。
「ナレッジキャピタルトライアル」で撮影した完成予想図です。「マルチメディア梅田」の南西角部分と歩行者デッキが結ばれると思われます。
「ナレッジキャピタルトライアル」で撮影した完成予想図です。「Aブロック」の北東角部分と歩行者デッキで結ばれると思われます。
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