阪神本線三宮駅改良工事 2011/11/24 「東改札口」の南側の床面が完成!
-阪神本線三宮駅改良工事-
阪神三宮駅は、2013年春の完成を目指して、総額約153億円(駅改良工事約130億円、地下通路約7億円、歩行者デッキ約16億円)をかけて大規模な改良工事を行っています。
阪神本線三宮駅改良工事の概要
◆ 工事内容-東改札口の新設、西改札口の改築、駅排煙設備の新設、駅構内配線の変更、エレベーターの新設
◆ 総事業費-約153億円(周辺工事含む)
◆ 工期-2007年10月6日~2013年3月31日予定
◆ 備考-2012年春頃東改札口供用開始予定、全体は2013年3月完成予定
南側の「小野柄歩道橋」側の工事の様子です。
東改札口や地下通路と結ぶ階段です。
「ミント神戸」の南側の東改札口や地下通路と結ぶ階段です。
もちろん「ミント神戸」の地下階と東改札口や地下通路は直接結ばれます。
「東改札口」と地下通路の南側部分の床面が完成して天井が低くなりました。2012年春頃に東改札口供用開始予定となっています。
このように南側半分はかなり工事が進んでいますが、北側半分は南側と比べてかなり遅れています。2012年春頃の東改札口供用開始はかなり厳しいと思います。
床面は一部で「PCa型枠(プレキャストコンクリート型枠)」が採用されているように見えます。
「PCa型枠」は、「プレキャストコンクリート板」を床型枠として使用し、その上にコンクリートを打設して床を構築します。マンションの建設現場などでよく見かけます。
鉄筋が見えて床面にまだコンクリートが打設されてないようなので、正確には ”「東改札口」の南側の床面が完成!” のタイトルはかなりフライング気味ですね・・・(笑)
ホーム東端から東側(梅田側)を見た様子です。
ホーム東端から西側を見た様子です。
ホームには、コンクリートの板状の柱もあります。天井には3ヶ所の「開口部」があります。
この「開口部」には、エスカレーター、階段、エレベーターが設けられます。西側からエスカレーター、階段、エレベーターの順番になります。
ホーム中央部分は、線路とホームの移動のみで、天井や壁面の工事は行われません。天井にペンキが塗られきれいなりました。
でもまさかこのままではないでしょうね? 天井と壁面には絶対にお化粧版を取り付けて欲しいです。
「西改札口」が建設されている部分に、丸い鉄骨の本節の柱が姿を現わしています。本節の柱は西側に行くほど北側寄りに設置されている事が分かります。
西端の柱は、既存の鉄筋コンクリートの柱を「鋼板巻き立て工法」で耐震補強しています。新幹線の高架橋の耐震補強でよく見かける工法です。
本節の柱が、西側に行くほど北側寄りに設置されているのは、この部分に「下り線」が移動してくるためです。
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