(仮称)新関西電力病院 2012/01/12 2基目のタワークレーン稼働!
-(仮称)新関西電力病院-
関西電力が、堂島川の北側にある「関西電力病院」の敷地を再整備して「(仮称)新関西電力病院」の建設しています。
工事は、Ⅰ期とⅡ期に分けて行われ、Ⅰ期は東側の駐車場部分に地上18階、塔屋1階、地下2階、高さ81.55m、病床数400床の新病院を建設中です。
2基目のタワークレーンが完成しました。
地上に姿を現した躯体です。残念ながらこの現場も目隠しされて内部が見えなくなるようです。
タワークレーンが建物の内部に建っているので、「フロアクライミング方式」のタワークレーンに間違いないと思います。
日本のタワークレーンは一般に、「鉄骨造(S造)」では「フロアクライミング方式」、「鉄筋コンクリート造(RC造)」では、「マストクライミング方式」」が採用されています。
しかし近年は、技術の進歩により「鉄筋コンクリート造(RC造)」でも、コストパフォーマンスで有利な「フロアクライミング方式」の採用が増えています。
「マストクライミング方式」」は、地上から伸びるため、建物が高くなるほど使用するマストの長さが長くなります。
また高くなるほどタワークレーンを支える「水平ステー」の数が必要になります。これらがコスト増の要因となっています。
2012年1月6日の様子です。2基目のタワークレーンが組立中でした。
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