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2012年1月11日 (水)

名古屋市 グランドメゾン池下ザ・タワー 2012年1月上旬の建設状況

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-グランドメゾン池下ザ・タワー-
 「(仮称)グランドメゾン池下タワー」は、名古屋市営地下鉄東山線の「池下駅」前にあった愛知厚生年金会館跡地の再開発プロジェクトです。
 
 地上42階、地下1階、高さ152.78m、総戸数372戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は、「グランドメゾン池下ザ・タワー」となっています。
 
 
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仮囲いに掲示してある「グランドメゾン池下ザ・タワー」の完成予想図です。
 
 
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たくさんの「場所打ちコンクリート杭」の頭部分が見えます。
 
 
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「場所打ちコンクリート杭」は全部で47本構築されています。高さ150mを超える重量を支えるため杭の直径が太いです。
 
 
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「杭頭処理」が終わった「場所打ちコンクリート杭」です。「場所打ちコンクリート杭」は三角フラスコのように底が広い「拡底杭」となっています。
 
 「グランドメゾン池下ザ・タワー」の「場所打ちコンクリート拡底杭」は、軸部径約1.8m~2.5m、拡底径約2.6m~4.4m、杭の長さは最長で約50mとなっています。
 
 
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鉄筋の配筋が行われています。
 
 
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油圧ショベルで「根切り(掘削)」を行い、「場所打ちコンクリート杭」を掘り出しています。4本見える鉄骨の支柱は、丁度4本なのでタワークレーンの「ベース架台」を支える鉄骨になる思われます。
 
 ただタワークレーンを建てる場所としては、「場所打ちコンクリート杭」の内側にありちょっと不自然な気もするので、「乗入れ構台」を支える支柱かも知れません。
 
 
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「場所打ちコンクリート杭」の「杭頭処理」が行われています。「場所打ちコンクリート杭」のコンクリーを打設する時にはどうしても上の部分は「ベントナイト」等の不純物が混ざり合う部分が出来ます。この部分を取り除く作業を「杭頭処理」といいます。
 
 「杭頭処理」で多く採用されているのが「はつり」と呼ばれる作業です。このように「コンクリートブレーカー」を使用して破砕して取り除きます。「コンクリートブレーカー」を使用するので、結構凄い音がします。
 
 
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「場所打ちコンクリート杭」は、このような感じで地中に埋まっています。理由はよく分かりませんが、この部分の「場所打ちコンクリート杭」は、一段高い部分に構築されています。
 
 
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この現場では、新たに「山留め壁」を構築せずに、「愛知厚生年金会館」の地下躯体の外壁を「山留め壁」の代わりに使用しています。

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