京阪本線淀駅付近連続立体交差化事業 京都競馬場側の臨時改札口は凄い!
-京阪本線淀駅付近連続立体交差化事業-
「京阪本線淀駅付近連続立体交差化事業」は、京阪本線の淀駅周辺の連続立体交差化(高架化)事業です。
従来の淀駅は、日本の4大競馬場の1つである「京都競馬場」の玄関口であるにも関わらず、対面式の2面2線の地上駅で、駅施設は非常に貧弱でした。
また駅から競馬場入口までは結構距離がありますが、道が狭く「GⅠレース」の開催時は、周辺は歩くこともできない悲惨な状態になっていました。
これらを解消すべく淀駅の前後約2km(高架区間1,470m)を、連続立体交差化する事業が行われています。
淀駅は、地上の相対式の2面2線から2面4線の立派な高架駅に生まれ変わります。駅の場所も淀城前から京都競馬場前に移動します。踏切は3ヶ所撤去され、駅前広場や京阪本線沿いには側道も整備されます。
2009年9月12日には、下り線(大阪方面)が高架線に切り替えられました。地上3階で、改札口はを2階になります。
上り線(京都方面)も、2011年5月28日に高架に切り替えられました。引き続き1番線の工事が行われ、2013年7月にはすべての事業が完了する予定です。
上り線のホーム北東端(京都側)から京都側を見た様子です。
アップです。引き上げ線に電車が待機しています。
1番線(上り待避線)の工事の様子です。
上り線のホーム北東端(京都側)から大阪側を見た様子です。上り線(京都方面)は、2011年5月28日に高架に切り替えられました。
2番線(上り主本線)のみの暫定開業で、引き続き1番線(上り待避線)の工事が行われています。
ホームの屋根は左右対称かと思っていましたが、上り線の天井が低く、下り線の天井が高いです。
ホーム中央あたりです。
北側に1番線(上り待避線)が建設中です。このように上り線の天井は低いです。
ホームの軌道は、「D型弾性まくらぎ直結軌道」だと思われます。
上り線のホーム南西端(大阪側)から京都側を見た様子です。
上り線のホーム南西端(大阪側)から大阪側を見た様子です。ホーム端に階段があります。
2009年9月12日に高架線に切り替えられた下り線(大阪方面)です。下り線は3番線(下り主本線)と4番線(下り待避線)になっています。
下り線は天井が高く、京都競馬場が見える南側は大きく視界が開けています。
京都競馬が開催される時のみ利用される2階の臨時改札口の改札内コンコースです。めちゃめちゃ広いです(競馬開催時以外は閉鎖されています)。
改札内から改札機を見た様子です(競馬開催時以外は閉鎖されています)。
改札外から改札機を見た様子です。凄い台数です。「GⅠレース」の開催時にはフル稼働すると思われます(競馬開催時以外は閉鎖されています)。
通常の改札口は、西側の1ヶ所だけになります。普段の「淀駅」は乗車人員が少ない駅なので改札口も非常に小規模です。
京都競馬が開催される時のみ利用される2階の臨時改札口の改札外コンコースです。延々と京都競馬場まで続いています(競馬開催時以外は閉鎖されています)。
京都競馬場に向かう陸橋です(競馬開催時以外は閉鎖されています)。
「京阪本線淀駅付近連続立体交差化事業」の橋脚です。
京都競馬場側から見た「京阪本線淀駅」です。
北側から見た「京阪本線淀駅」です。
地上を走っていた上り線を撤去した部分に1番線(上り待避線)が建設中です。これが完成すると2面4線の高架駅が完成します。
北側に新たに三角形の駅前広場を整備中です。
| 固定リンク
「61 京都府」カテゴリの記事
「92 鉄道編・私鉄」カテゴリの記事
- 近畿日本鉄道 鶴橋駅2番線の「昇降ロープ式ホームドア」が2025年3月30日(日)から使用開始 3番線・4番線には「大開口ホーム柵」を設置!(2025.03.27)
- 6棟を一体開発する「名古屋駅地区再開発計画」 「名古屋鉄道」が概要を発表 高さ約172mと高さ約170mの超高層ツインタワー、延床面積約520,000㎡!(2025.03.25)
- なにわ筋線 「南海本線」との分岐・合流部分 当初計画から変更して「高欄嵩上げ」と「フルシェルター設置」 2025年1月10日の状況(2025.01.31)
- なにわ筋線 「なにわ筋線」で唯一の橋梁 「国道25号(芦原杭全線)」をオーバーパスする橋梁 2025年1月10日の状況(2025.01.28)
- なにわ筋線 「盛土構造」から「橋梁構造」に変更して圧迫感を低減した「国道25号(芦原杭全線)」の北側 2025年1月10日の状況(2025.01.25)