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2012年5月 4日 (金)

阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業 2012/05/01 Part2:「淡路駅」周辺

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-淡路駅(あわじえき)-
 「阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業」は、東淀川区の「淡路駅」を中心とした阪急電鉄京都線3.3kmと千里線3.8kmの合計7.1kmを高架化し、17ヶ所の踏切を無くし、都市計画道路などの交差道路を整備するプロジェクトです。
 
 駅としては、「淡路駅」、「崇禅寺駅」、「下新庄駅」、「柴島駅」の4駅が高架駅になる予定です。
 1997年1月に用地買収に着手し、2008年9月に工事に着工しました。計画では2018年度に高架に移行、2020年度に事業完了と非常に息の長い工事になります。Part2として「淡路駅」周辺をUPします。
  
 Part1 → 下新庄駅周辺の建設状況
  
 Part3 → 崇禅寺駅周辺の建設状況
 
 Part4 → 柴島駅周辺の建設状況

 
 
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駅としては、「淡路駅」、「崇禅寺駅」、「下新庄駅」、「柴島駅」の4駅が高架駅になる予定です。
 
 
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新しい「淡路駅」は、4層構造の島式2面4線の高架駅になる予定です。駅の高さはマンションの10階に相当する高さ約30mになります。
 
 
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現在の「淡路駅」の配線図を書いてみました。京都線と千里線の上りと下りが3ヶ所で平面交差する非常に複雑な配線となっています。そのため「淡路駅」に到着する前の電車は信号待ちが頻発します。
 
 
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改良後の「淡路駅」の配線図を書いてみました。下りと(4階)と上り(3階)が立体交差になり「淡路駅」のネックだった頻発する信号待ちは解消されます。
 

 
2つの線路が交差している駅で、なおかつ上りと下りを2層に分離する方向別の高架駅舎は全国的にも非常に少なく、なかなかイメージしにくいですが、京成電鉄の「青砥駅(あおとえき)」がそのような構造になっています。
 
 ちなみに近鉄の「布施駅」も2層になっていますが、線路別のため乗り換えの際には別のホームへ移動する必要があります。
 
 
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京成電鉄・青砥駅の3階(下りホーム)です。京浜急行の「京急600形電車」が見えますが、「都営地下鉄浅草線」を経由してお互いに相互直通運転を行っています。
 
 
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京成電鉄・青砥駅の2階(上りホーム)です。
 
 
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京都線の工事の様子です。「城東貨物線」の東側を東側方向を見た様子です。
 
 
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城東貨物線」の東側を西側方向を見た様子です。「淡路駅」そのものが少し南東側に移動するのでこのあたりでは配線も少し南側に移動します。
 
 
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京都線です。先に見えるのが「城東貨物線」の高架橋です。更に先が「淡路駅」です。建設される高架橋は城東貨物線」をオーバーパスします。
 
 
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城東貨物線」です。複線化・旅客化工事が行われており、このあたりに新駅が建設される予定です。ただこのあたりはまだ工事に着工していないようです。
 
 
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「東淡路商店街」を北東側から歩いてみました。
 
 
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約1年ぶりでしたが、アーケードの屋根が撤去されていました。
 
 
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解体工事がどんどん進んで更地が増えています。
 
 
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新しい「淡路駅」は、駅全体がが少し南東側に移動してこのあたりに建設される予定です。
 
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「淡路駅」西側の京都線の高架工事の様子です。1年前とほとんど変化がありませんでした。
 
 
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再開発区域の南側を東西に貫く建設中の都市計画道路「歌島豊里線」です。

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