ジオタワー天六 2012年5月5日の建設状況
-ジオタワー天六-
「天六阪急ビル建立替計画」は、「天六阪急ビル」の建て替えプロジェクトです。跡地には地上44階、地下1階、高さ155.5m、総戸数400戸の超高層タワーマンションを建設中です。正式名は「ジオタワー天六」となっています。
21階部分の躯体構築が終わった段階でした。
南東側から見た様子です。
西側から見た様子です。
赤い矢印の部分にタワークレーンのマストが透けて見えます。タワークレーンは「フロアクライミング方式」だと分かります。
タワーマンションのタワークレーンと言えば、建物の外に設置して、マストを地上から継ぎ足す「マストクライミング方式」がほとんどでしたが、最近は「フロアクライミング方式」が急速に増えています。
「マストクライミング方式」のタワークレーンのは、作業半径に無駄が生じ、クレーンの大型化・台数増などを招きます。またマストを支える複数段の「水平ステー」が必要になりコスト増の要因となります。
「鉄筋コンクリート造」では、タワークレーンを支えることが非常に困難でしたが、各ゼネコンが新工法を開発した事により「フロアクライミング方式」の採用が可能になりました。
タワークレーンがフロアクライミングを行った後に、マストが貫通していた部分の鉄筋の配筋やコンクリート打設を後施工で行います。
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