奈良のシンボルロード 拡幅工事が行われている「三条通り」

-奈良市・三条通り-
今では、奈良市の玄関口はJR奈良駅と近鉄奈良駅ですが、少し前までは奈良市の玄関口は近鉄奈良駅で、JR奈良駅はお世辞にも玄関口とは言えませんでした。
しかしJR奈良線を中心としたJR線の強化やJR奈良駅付近連続立体交差事業によりJR奈良駅は名実ともに奈良市の玄関口になりました。
JR奈良駅を降りて、東側に向かって「三条通り」を経由して、興福寺、東大寺、春日大社周辺を散策するのが奈良観光のメインルートになります。
「三条通り」は、道幅が狭くその中を多くの観光客が歩きます。更に自動車も通過するのでちょっと危ないです。
その「三条通り」で、奈良市は道路の拡幅工事を進めています。道路の拡幅が計画されているのは、JR奈良駅前から「一の鳥居」までの約1260mで、約8mの道幅を倍の16mに広げる計画です。
区間の大半を一車線、一方通行とし、歩道を広く取るのが特徴です。春日大社への参道でもある「三条通り」を「奈良のシンボルロード」にふさわしい姿に整備する計画です。
現在、JR奈良駅前から「やすらぎの道」までの約482mで工事が進められています。遅くとも2013年度には完成する見通しです。
しかし、「やすらぎの道」~春日大社の「一の鳥居」までの約778mの区間は着工に必要な事業認可にも至っていな状態で見通しが立っていません。奈良市の財政状況の厳しさが逆風になってます。
古都奈良は時間がゆっくり流れます。「三条通り」の拡幅が都市計画決定されたのは古く、昭和初めの1933年です。
計画が具体化に向けて動き出したのは、決定から60年余り後の1996年です。そして2009年にやっと着工されました。
奈良大好き人間の私としては、時間がかかってもいいのでJR奈良駅~猿沢池手前までの約880mだけでいいのでなんとか完成されてほしいと願っています。

ほぼ拡幅工事が終わった部分です。

電線と電柱が地中化され、歩道が大幅に広くなり、カラーの路面ブロックもきれいに敷かれています。

拡幅工事中の部分です。

拡幅工事は2009年に着工されましたが、それ以前から道路の両側に規制がかけられていました。
そのため建物を建て替える場合は、拡幅する道路幅よりセットバックして建設する必要があたったためゆっくりですが、道路幅が広がって行きました。

「やすらぎの道」~「猿沢池」の間は拡幅の見通しが立っていません。電線と電柱が地中化さえすればこのままでも良いような気もしますが・・・

「猿沢池」です。

興福寺と猿沢池の間の「三条通り」です。歩道をきれいに整備すればこのままでいいと思います。

猿沢池と一の鳥居の間の「三条通り」です。この部分は今のままで充分だと思います。

春日大社の「一の鳥居」です。JR奈良駅前から一の鳥居までのまでの「三条通り」約1260mを拡幅する計画ですが、私の生きている間には完成しないと思います。
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