2011年度 近畿地区百貨店店舗別売上高ランキング
-近畿地区百貨店店舗別売上高ランキング-
毎年8月中旬になると「日経MJ(日経流通新聞)」から百貨店の「店舗別売上高ランキング」が発表されます。
バブル崩壊以降の百貨店の売上高は右肩下がりですが、近畿地方の店舗は東京一極集中の影響も受けています。
バブル期には全国売上高ベスト10の中で、近畿地方の店舗が5店舗入っていましたが、2011年度は、「阪急うめだ本店」と「高島屋大阪店」の2店舗だけになってしまいました。
2011年度近畿地区百貨店店舗別売上高ランキング
① 阪急うめだ本店 124,458(▲ 5.1%) 全国 5位
② 高島屋大阪店 117,890(+ 2.6%) 全国 7位
③ 阪神梅田本店 92,350(▲ 3.8%) 全国13位
④ 近鉄阿倍野本店 84,793(▲ 2.8%) 全国15位
⑤ 大丸心斎橋店 83,944(▲ 5.0%) 全国16位
⑥ 高島屋京都店 83,378(▲ 2.3%) 全国17位
⑦ 大丸神戸店 78,796(▲ 2.0%) 全国19位
⑧ 大丸京都店 68,486(▲ 1.1%) 全国21位
⑨ ジェイアール京都伊勢丹 64,587(+ 0.8%) 全国24位
⑩ 大丸梅田店 61,781(+65.7%) 全国25位
(注意) 単位は百万円です。カッコは対前年比です。「阪急うめだ本店」には「イングス館」と「メンズ館」、「高島屋大阪店」には「和歌山店」、近鉄阿倍野本店には「Hoop」、「高島屋京都店」には「洛西店」を含みます。
1989年度近畿地区百貨店店舗別売上高ランキング
① 阪急うめだ本店 229,558(全国 4位)
② 高島屋大阪店 207,365(全国 5位)
③ 大丸心斎橋店 176,780(全国 7位)
④ そごう神戸店 138,255(全国 9位)
⑤ そごう大阪店 120,534(全国10位)
⑥ 高島屋京都店 120,113(全国11位)
⑦ 阪神梅田本店 107,848(全国13位)
⑧ 大丸京都店 101,204(全国14位)
⑨ 大丸神戸店 97,812(全国15位)
⑩ 大丸梅田店 83,077(全国18位)
参考のためにバブル最盛期の1989年のランキングです。近鉄百貨店は当時、未上場企業だったため不明です。百貨店全盛期の売上高がいかに凄かったか分かります。
大丸心斎橋店、そごう大阪店共に当時イケイケだった外商部門も含んだ売上高ですが、「大丸心斎橋店」と「そごう大阪店」を合わせると心斎橋地区で3000億円近くあります。それに高島屋大阪店を含めると当時のミナミがいかに凄かったか分かります。
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