阪神本線三宮駅改良工事 2012/08/20 2012年8月25日(土)から上り線降車専用ホームを廃止!
-阪神本線三宮駅改良工事-
阪神三宮駅は、2013年春の完成を目指して、総額約153億円(駅改良工事約130億円、地下通路約7億円、歩行者デッキ約16億円)をかけて大規模な改良工事を行っています。
阪神本線三宮駅改良工事の概要
◆ 工事内容-東改札口の新設、西改札口の改築、駅排煙設備の新設、駅構内配線の変更、エレベーターの新設
◆ 総事業費-約153億円(周辺工事含む)
◆ 工期-2007年10月6日~2013年3月31日予定
2012年8月25日(土)~8月27日(月)にかけて最後のホームの軌道変更が行われます。8月25日に上り線降車専用ホームが廃止され、1番線(上り線)のホームを2日間に分けて移動し、8月27日から2番線(大阪難波・奈良方面)の乗車ホームが変更になります。
2012年8月25日(土)から上り線降車専用ホームが廃止になります。降車専用ホーム部分の壁側に上り線の軌道が移動します。
地下駅は多くの場合、ほぼメンテナンスフリーのコンクリート製の「スラブ軌道」が採用されます。「阪神三宮駅」もそうでした。
しかし、一晩で軌道を変更させたため、3番線(下り線)は地下駅では珍しい「バラスト軌道」となっています。
でも、徐々に「スラブ軌道」に変更しています。
毎日電車を走らせながらどうやって「バラスト軌道」を「スラブ軌道」に変更しているのでしょうか?
見た感じでは、既存の「PC枕木」の間にコンクリートを打設して固めているようです。水が溜まっている部分にバラストが見えるので、簡易な「スラブ軌道」のようです。
工事が行える時間帯は、終電~始発までの短い間です。この短時間に型枠を組んで、コンクリートを打設して、コンクリートを固化させる必要があります。短時間で固まるタイプのコンクリートなんでしょうね。
ホーム中央のドーム屋根部分の美装化が行われています。ケーブル類が目隠しされ、ガイド部分に照明が取り付けられました。「LED照明」でしょうか?
ホーム東側で行われている工事です。
間違いなくホームを更に東側に延長する工事ですね。私が持っている見学会の資料の図面には、今回の延長部分は描かれていないので、追加された工事のようです。
ホームの延長で考えられるのが、近鉄奈良線・阪神なんば線と本線間を直通運転する快速急行の8両編成化です。ただ快速急行の8両編成化は、現時点では私の完全な妄想です。
ホームの路面ブロックが準備されています。
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