MUSEたかつき (仮称)JR高槻駅直結タワーマンションプロジェクト第2弾 2012年8月31日の建設状況
-(仮称)JR高槻駅直結タワーマンションプロジェクト第2弾-
「MUSEたかつき(ミューズたかつき)」は、「(仮称)JR高槻駅北東地区開発事業」のタウンネーミングです。
竣工した集合住宅Aの「ジオタワー高槻ミューズフロント」に続き、「(仮称)JR高槻駅北東地区開発事業集合住宅B建設工事」の工事が本格的に行われています。
「集合住宅B」は、地上42階、塔屋2階、地下0階、高さ142.23m、総戸数477戸となっています。「ジオタワー高槻ミューズフロント」より1階高いです。
「(仮称)JR高槻駅直結タワーマンションプロジェクト第2弾」として、公式HPがすでにオープンしています。建築主は、「阪急不動産、関電不動産」となっています。
公式HP → (仮称)JR高槻駅直結タワーマンションプロジェクト第2弾
基礎梁の構築がほぼ終わった段階です。
地震対策として、建物と基礎部分の間に積層ゴムなどの免震装置を設置するとか思っていましたが違いました。
公式HPによると ”本タワーレジデンスには、制振ダンパーと呼ばれる間柱型の制振装置が採用されています。制振ダンパーには低降伏点鋼を採用し、その部材に地震エネルギーを吸収させることで建物の揺れを低減できるため、柱や梁の構造部材の損傷を抑えられます。 ”と書かれています。
北側寄りにタワークレーンが1基姿を現しています、最終的には南側寄りにもう1基登場すると思われます。タワークレーンは、「小川製作所」の「OTA-350HK」となっています。
タワークレーンは、建物の内部に建てられているので、「フロアクライミング方式」になります。
私が、本格的に超高層ビルの撮影を始めた10年くらい前は、タワーマンションのタワークレーンと言えば、建物の外に建てる「マストクライミング方式」がほとんどでした。
しかし、ここ最近は急速に「フロアクライミング方式」が増え、私の印象では数が逆転しているように感じます。
「フロアクライミング方式」は、無駄な回転半径が少ないのでタワークレーンが小型化出来ます。また「マスト」を継ぎ足す必要も無いので、経費削減になります。
ただ「鉄筋コンクリート造」の場合は、「鉄骨造」と違い躯体にタワークレーンの「ベース架台」を固定するのが非常に難しいです。
鉄骨造の場合は、「アウトリガ」を伸ばして鉄骨を掴み簡単に固定出来ますが、鉄筋コンクリート造は掴む場所がありません。
各ゼネコンは「鉄筋コンクリート造」での「ベース架台」を支える工法をいろいろ開発しています。
この現場ではこのようにして「ベース架台」を支えています。上層階にフロアクライミングしても同じ方法で支えると思われます。
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