ヨドバシカメラ「マルチメディア梅田」 超高層棟の高さの最高限度は150m!
-ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田-
昨年の11月に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」の北側の駐車場部分に新たな「商業施設」を建設するというニュースが流れました。
その時に、概要は地上40階、地下3階、延床面積約125,000㎡、2013年春着工、2015年秋竣工という情報も流れました。
超高層ビルに関しては、情報ソースが極めて少なく、真偽が不明でしたのでこのブログでは扱いませんでした。
大阪市は、2012年9月27日に都市計画案「都市再生特別地区の変更」と地区計画原案「大阪鉄道管理局舎跡地地区地区計画」の変更について、公衆縦覧及び意見書を受け付けました。超高層ビルが建設されるのは事実のようです。
大阪市・報道発表資料(2012/09/27)
都市計画案・地区計画原案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します
高さの最高限度は高層部で150mとなっています。オフィスビルでこの高さだと地上40階は有り得ないので階数は30階くらいになるのではないでしょうか?
実際には、高さの最高限度が150mだと145mくらいのビルが建設される場合が多いです。
壁面位置の制限です。建築物高さの最高限度は、高層部150m、中層部①90m、中層部②70m、低層部①30m、低層部②15mとなっています。
-立体歩行者専用通路-
注目したいのが「低層部②15m」です。既存の「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」を囲むように西側・南側・東側に設定されています。
この部分には、「立体歩行者専用通路」が建設されます。西側・南側・東側の「立体歩行者専用通路3号」と北側の「立体歩行者専用通路4号」によって地上2階レベル高さで建物を周回出来るようになります。
また西側2ヶ所、南側1ヶ所、東側1ヶ所、北側1ヶ所の合計5ヶ所の立体歩行者専用通路で周囲の街区と結ばれます。
これにより「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」の利便性が劇的に高まると共に歩行者の動線の中心に位置する事になります。
詳しくは → 立体歩行者専用通路配置図(PDF)
-交通広場・観光バス発着スペース-
敷地北側部分のかなりの面積が公共施設に提供されます。道路の拡幅、歩道の整備、交通広場(観光バス発着スペース3台)等が整備されます。
詳しくは → 交通広場・観光バス発着スペース(PDF)
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