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2012年10月17日 (水)

遅ればせながら 祝!ノーベル医学・生理学賞受賞! 京都大学「山中伸弥教授」

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-山中伸弥教授 ノーベル医学・生理学賞受賞!-
 2012年のノーベル医学・生理学賞を大本命だった京都大学の「山中伸弥教授」が受賞しました。受賞から10日近く経過しましたが、この出来事をUPしない訳にはいきません。
   
 今の日本は領土問題、不況、少子高齢化などでお先真っ暗な状態です。「山中伸弥教授」のノーベル医学・生理学賞の受賞とソフトバンクによる「スプリント・ネクステル」の買収発表は久しぶりにうれしいニュースでした。
 
 私は、10月8日の午後6時半頃から東京で宿泊したホテルの自室のテレビの前で待ち構えていました。
 受賞の速報がテロップで流れると狂喜乱舞してしまいました。「山中伸弥教授」は、関西の日本の世界の宝です。
 
 「iPS細胞」は、「人工多能性幹細胞(Induced pluripotent stem cells)」の英語の頭文字を取ったもので、2007年11月に京都大学の山中伸弥教授らのグループによって世界で初めて作られ世界的な大ニュースになりました。
 
 「山中伸弥教授」の素晴らしいのは、研究ばかりのいわゆる「研究ヲタク」では無く、営業センスも抜群な事です。
 多くのテレビなどに積極的に出演し、自ら広告塔として「iPS細胞」の意義を説明していました。
 また霞が関にも自ら乗り込んで「オールジャパン体制」で挑むように何度も訴えていました。
 
 これにより動きの遅い霞が関にしては珍しく「オールジャパン体制」で挑む事になりました。
 そのため予算規模で日本をはるかに凌駕する欧米諸国との研究開発競争で、日本は世界トップクラスをなんとか維持しています。
 
 もし「山中伸弥教授」以外の日本人が「iPS細胞」を世界で初めて発明していたら、日本発でありながら、研究レベルで欧米諸国から周回遅れになっていたと思います。
  
 
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「CiRA(サイラ:Center for iPS Cell Research and Application) 京都大学iPS細胞研究所」の玄関口です。
 
 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。
 
 
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「京都大学 iPS細胞研究所」は、西構内の駐車場があった場所に建設されました。京都大学の医学部は広大で、3ブロックに分かれています。

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