阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業 Part1:青木駅編 2012年11月28日の建設状況
-阪神本線・青木駅(おおぎえき)-
このブログを初めて約5年半、いつか取材しないといけないと思っていた阪神電鉄の高架工事をやっと取材しました。
梅田・中之島・阿倍野の超高層ビルの建設が凄くて取材する時間がありませんでしたが、ビルの建設が一段落したので時間に余裕が生まれました。
検索すると自治体のHPでも「阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業」、「阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差事業」、「阪神電鉄本線住吉・芦屋間連続立体交差事業」といろいろ名称が出てきます。ややこしい・・・
このブログでは「阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業」の名称で行く事にします。「阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業」は、阪神電鉄の「住吉駅~芦屋市境」までの約4kmの区間を高架化するプロジェクトです。
11ヶ所の踏切が除却し、33ヶ所の交差道路の改良により都市交通の改善を図るべく、1992年3月に事業着手し、工事を進めています。
日本は中国のように数年間で数千キロの高速鉄道網を建設するような事は出来ないので、高架工事は頻繁に見ていると日々の変化は乏しいですが、少しずつ進行しています。
ただ合意形成や土地の買収に時間がかかるとは言え、1992年3月の事業着手から20年以上経過して、まだこの段階とは時間がかかりすぎと思います。当初計画では2015年度の完成予定でしたが、とても間に合いそうにありません。
神戸市HP → 阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差事業
阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業
◆ 事業名称-阪神電鉄住吉・芦屋間連続立体交差事業
◆ 延長-約4,000m
◆ 踏切除却数-11ヶ所
◆ 対象駅-青木駅、深江駅
◆ 事業主体-神戸市
◆ 工事完了-2015年度(当初計画)
◆ 総事業費- 約653億円
「青木駅」は、島式2面4線の高架駅に生まれ変わります。阪神電車を利用しない方はあまりなじみが無い駅だと思いますが、「青木駅」は「あおきえき」ではなく、「おおぎえき」と読みます。
阪神淡路大震災では、周辺が甚大な被害を受けたので、ニュースなどで当時頻繁に報道された駅です。
現場に掲示してある「工事施工順序」です。現在は下り線の高架工事に入った段階です。
上下線共に仮線に移行した「青木駅」の仮駅です。仮駅にしては割と立派に造られています。
「青木駅」のホーム西端から西側を見た様子です。
下り線の「ラーメン高架橋」が一部姿を現しています。
「青木駅」の仮線の下り線の南側に、今までの下り線を撤去して高架工事の用地を確保しています。
この部分に「青木駅」の下り線の高架駅舎が建設されますが、駅部分はまだ本格着工していません。
「青木駅」のホーム東端から東側を見た様子です。
同じ場所を東側から見た様子です。
「青木駅」のすぐ東側の踏切から東側を見た様子です。
下り線の「ラーメン高架橋」が一部姿を現しています。
2本のラインがいいですね!
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