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2012年12月 1日 (土)

明石駅周辺山陽電鉄連続立体交差事業(2期) 「西新町駅」周辺 2012年11月28日の建設状況 

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-明石駅周辺山陽電鉄連続立体交差事業(2期)-

 私が日常的に使用しているのは阪神電車です。身近すぎて大阪市民が大阪城や通天閣になかなか行かないように、阪神沿線の高架工事は日常的な風景のためいつでも行けると思って後回しになっていました。
 
 阪神電鉄+神戸高速鉄道+山陽電鉄の梅田駅~山陽姫路駅間は、直通特急など一体的に運用され、更に資本関係も深いので一つの路線と言っても過言ではありません。

 現在、西宮市、神戸市、明石市の3ヶ所で連続立体交差事業が行われています。今回3ヶ所すべて撮影しましたが、西側からスタートして第一回目は「明石駅周辺山陽電鉄連続立体交差事業(2期)」の様子をUPします。
 
 「明石駅周辺山陽電鉄連続立体交差事業(2期)」は、明石市内の山陽電鉄本線の「大蔵谷駅」~「林崎松江海岸駅」の約3,845mを連続立体交差化するプロジェクトです。
 「明石駅」を含む「大蔵谷駅」~「明石川」の約1,954kmを第1期事業として1994年度に完成しました。
 
 残る「西新町駅」を含む「明石川」~「林崎松江海岸駅」の約1,891mを第2期事業として鉄道を高架することにより西新町駅周辺の交通の円滑化、良好な市街地の形成を図るとともに、駅前広場の整備等地域の活性化を促進します。
 
 明石駅周辺山陽電鉄連続立体交差事業(2期)について 
 
 施工順序図(PDF)
 
明石駅周辺山陽電鉄連続立体交差事業(2期)
◆ 事業名称-明石駅周辺山陽電鉄連続立体交差事業(2期)
◆ 延長-約1,891m
◆ 踏切除却数-9ヶ所
◆ 対象駅-西新町駅
◆ 事業主体-兵庫県
◆ 工事完了-2016年度(予定)
◆ 総事業費- 約227億円
 
 
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現地に掲示されている「西新町駅付近の完成イメージ」です。相対式2面2線の高架駅に生まれ変わります。同時に駅北側には駅前広場も整備されます。
 
 
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現地に掲示されている「国道2号線交差部の完成イメージ」です。現在は「国道2号線」が線路をオーバーパスしていますが、高架後は地上に降ります。
 
 
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西側からスタートして「林船上4号線」の踏切から西側を見た様子です。
  
 
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立派な複線の「ラーメン高架橋」が姿を現しています。
 
 
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「川西線」の踏切から西側を見た様子です。複線の仮線を北側に建設して、線路を撤去して複線の高架橋を建設しています。
 
 
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「川西線」の踏切から東側を見た様子です。
 
 
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多くの高架工事では、仮線を1線ずつずらして1線ずつ高架橋を建設するのですが、複線分の土地を買収して複線の仮線を建設し、一気に複線の高架橋を建設しているので工事のスピードが早いです。仮線の部分は側道になります。
 
 
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「西新町駅」のホームから西側を見た様子です。
 
 
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仮線に移行した「西新町駅」の仮駅です。仮駅なので簡素な造りとなっています。
 
 
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東側の「西新町線」の踏切から見た「西新町駅」です。仮駅の南側に相対式2面2線の高架駅を建設中です。
 
 
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現在の「国道2号線」は、線路をオーバーパスしています。
 
 
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「国道2号線」は立派なコンクリートの高架橋でしたが、高架移行時に作業が短時間で行えるようにすでに解体され仮設の高架橋となっています。
 
 
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一番工事が進んでいるのが「明石川」部分です。現在の鉄道橋の南側に新しい鉄道橋がすでに完成しています。

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