JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業 東岸和田駅編 2012年12月12日の建設状況
-JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業-
「JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業」は、岸和田市下松町~岸和田市土生町までの事業延長約2,100mのうち約1,500m(高架橋区間約1,000m+盛土区間約500m)が高架化されます。
JR東岸和田駅周辺の鉄道を高架化することにより、交差する「府道岸和田港塔原線」を初め、東西方向の道路の踏切7ヶ所が廃止され、新設される市道を含めて交差道路8ヶ所が立体交差になります。
高架化に伴い建て替えられる東岸和田駅には、エスカレーター、エレベーター、多機能トイレなどが設置され、バリアフリー化が図られます。
「JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業」の撮影により、進行中の大阪都市圏での連続立体交差化事業はすべてこのブログで取り上げる事が出来ました。
計画されている「京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業」と「南海高野線連続立体交差事業(浅香山駅~堺東駅周辺)」は、具体的に動き出したら撮影したいと思っています。
岸和田市 → 東岸和田駅付近高架化事業
JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業
◆ 事業名称-JR阪和線東岸和田駅付近高架化事業
◆ 延長-約2,100m(高架橋区間約1,000m+盛土区間約約500mが高架化)
◆ 踏切除却数-7ヶ所
◆ 対象駅-東岸和田駅
◆ 事業主体-大阪府、岸和田市
◆ 総事業費- 約270億円
JR東岸和田駅は、島式2面4線の立派な高架駅に生まれ変わります。
施工順序です。
現地に掲示されていた「高架化事業だより」です。すでに上下線共に仮線に移行しています。
すでに上下線共に仮線に移行したJR東岸和田駅の仮駅です。島式2面4線の地上駅となっています。
各ホームとは跨線橋(こせんきょう)で結ばれています。
上下線共に仮線に移行したので、下り線ホームの解体が行われています。下り線ホームを撤去した部分に、下り線の高架駅舎を建設します。
下り線ホームの解体は、北側部分がかなり終わっています。
下り線を撤去した部分に、下り線の高架駅舎を建設します。
JR東岸和田駅南側の「府道岸和田港塔原線」踏切から南側を見た様子です。下り線を撤去した部分に、下り線の高架橋を建設します。
現在の駅舎は、東側(下り線東側)にしかありません。高架化された南海本線の「岸和田駅」と比べると設備や規模は大幅に劣っています。
JR東岸和田駅の東側は、「東岸和田駅東地区防災街区整備事業」により駅前広場の整備が終わり、駅前ロータリーも整備されています。
高架後も駅の西側には駅前ロータリーは設けられないようですが、歩行者専用道路が設けられるようです。高架後は駅東西の連絡が格段に便利になります。
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