堂島ザ・レジデンス マークタワー 2012年12月20日の建設状況
-堂島ザ・レジデンス マークタワー-
「(仮称)大阪市北区堂島2丁目マンション新築工事」は、近鉄堂島ビルの西隣にあった「堂島小学校」の再開発計画です。
地上39階、地下1階、高さ138.17m、総戸数269戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は、「堂島ザ・レジデンス マークタワー」となっています。
撮影時は、29階部分の躯体工事を行っていました。
最高部です。柱にプレキャスト部材を、梁・床にハーフプレキャスト部材を使用しています。
-ボイドスラブ-
「ハーフプレキャスト床」の上に、軽量化のための「EPS(発泡ポリスチレン製)型枠」が取り付けられています。「ハーフプレキャストボイドスラブ」だと思われます。
「ハーフプレキャストボイドスラブ」は、トラス筋付きの「ハーフプレキャスト床」と「EPS(発泡ポリスチレン製)ボイド型枠」を組み合わせた工法です。この上にコンクリートを打設して一体化し「ボイドスラブ」を構築します。
公式HPの床の構造図を見てもその部分が中空になっていて「ボイドスラブ」と書いてあります。
「ボイドスラブ」は、従来のコンクリートスラブより厚さが厚く、スラブ自体で床や天井を支える構造です。剛性や強度、遮音性に優れているといわれています。また住戸内の天井部分に小梁等の突出がないすっきりとした空間となります。
「ボイドスラブ(中空ボイドスラブ)工法」には、中空の「ワインディング・パイプ」や球体の「発泡スチロール」を敷くなどいろいろな工法があります。
敷地西側部分です。「ハーフプレキャストボイドスラブ」が運ばれてきています。中央の迷路のようなものは何でしょうか?
西側から見た様子です。
南西側から見た様子です。
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