神戸医療産業都市に移転が決まった「兵庫県立こども病院」 2012年12月6日の状況
-兵庫県立こども病院-
「兵庫県立こども病院」が老朽化により移転が計画されています。神戸市須磨区からポートアイランドの神戸医療産業都市に移転する予定です。
兵庫県 → 県立こども病院建替整備基本計画
ネットで検索すると反対意見のオンパレードでした。阪神・淡路大震災でポートアイランドが大規模な液状化現象が起きた事、神戸大橋が緊急車両のみ通行可となり孤島になった事、今後予想されるプレート型大地震の津波への心配などです。
ただ「神戸医療産業都市構想」の発展に神戸の未来がかかっています。そのために病院の集積は必要です。
多くの病院が集積する事により、シナジー効果が生まれ、他都市との競合において有利に働くと思います。
「神戸医療産業都市構想」の成功は神戸にとって絶対に必要です。でも阪神・淡路大震災の記憶も鮮明に残っています。正直どちらが正解なのか良く分かりません。
私は兵庫県民なので神戸が大好きです。そのため神戸の事になるとどうしても頭に血がのぼって辛口の過激な文章になってしまいます。UPした後で後悔するので今日はこれくらいで止めておきます。
現地に掲示されていた「兵庫県立こども病院」の建設予定地です。私は公園をほとんど潰して建設するのかと誤解していました。東側の一部のみで公園はほとんど残るようです。
「兵庫県立こども病院」の工事区域です。敷地内は液状化対策として地盤改良工事が行われます。
基礎は「場所打ちコンクリート拡底杭」となります。基礎と建物の間には「免震装置」を設置します。
現地に掲示されていた「施設概要・工事期間」です。
赤く塗られた部分の樹木が移植されます。
「兵庫県立こども病院」の建設予定地です。
現在は、樹木の移植が行われています。
北側寄りから見た様子です。
これは何かご存知ですか? 実はポートアイランドⅠ期の南端の堤防です。ポートアイランドⅡ期が埋立てられる前はこの先は海でした。「兵庫県立こども病院」の建設予定地の北側の護岸は撤去されるようです。
公園はほとんど残るようで良かったです。
公園内に「兵庫県立こども病院」の工事区域の樹木の移植が行われています。
「神戸国際フロンティアメディカルセンター」の建設予定地です。何度も延期されてまだ着工していません。
最新の情報では、2013年2月着工予定となっていますが、今度こそ着工して欲しいです。概要は、地上8階、延床面積約13,000㎡、120床となっています。
「IKEA神戸」の西側の空地はどうなるのか? と思っていましたが「医療関連施設誘致予定地」となっていました。
| 固定リンク
« 神戸医療産業都市 「(仮称)チャイルド・ケモ・ハウス 新築工事」 2012年12月6日の建設状況 | トップページ | 神戸医療産業都市 西記念ポートアイランドリハビリテーション病院 2012年12月6日の建設状況 »
「51 兵庫県・神戸市②」カテゴリの記事
- バスケットボール「B.LEAGUE(Bリーグ)」 首都圏では1万人クラスのアリーナを続々と建設 関西でもアリーナ建設機運が高まって欲しい!(2023.11.24)
- JR西日本 地上32階、高さ約160mの「三ノ宮駅ビル新築他工事」 2023年12月~ 2024年3月までの工事計画、2024年春に本体工事着工!(2023.11.18)
- 建築家の「安藤忠雄氏」が寄贈 神戸市の「東遊園地内(南エリア)」 オープンした「こども本の森 神戸」(2023.11.30)
- 「三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替え計画」と一体的に整備 マリンピア神戸土地活用事業 2023年10月30日の建設状況(2023.11.09)
- (仮称)三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替え計画 延床面積が約36,100㎡から約74,000㎡と約2倍に拡大 2023年10月30日の建設状況(2023.11.08)