JR西日本 京都市の梅小路公園内に国内最大級の「鉄道博物館」を建設!
-JR西日本の鉄道博物館-
JR西日本は2012年12月19日に、京都市の梅小路公園内に国内最大級の「鉄道博物館」を建設する事を発表しました。2013年度中に着工し、開業は2016年春の予定です。
JR西日本・プレスリリース(2012/12/19)
2016年(平成28年)春、京都・梅小路エリアに新たな鉄道博物館が開業します
JR西日本・動画(2012/12/19)
「京都・梅小路エリアでの鉄道博物館計画について」を掲載しました。
JR西日本が、梅小路公園内に「鉄道博物館」を新設する計画を明らかにしたのは2009年2月23日なので4年近く経過してやっと具体化したことになります。
「鉄道博物館」の建設予定地は、JR京都駅から西に約1.5kmです。「梅小路蒸気機関車館」の西側にある「へ」の字にような形をした土地です。
この土地は京都市の土地のため代替地として「梅小路公園」の北側にあるJR西日本の社宅(梅小路JRアパート)の約10,000㎡を廃止して市に提供する予定です。
建物の概要は、地上3階、延床面積約18,800㎡です。オープンスペースも含めた展示スペースは約31,000㎡となっています。
収蔵車両数は50両程度(SL23両、新幹線6両、電気機関車4両、ディーゼル機関車4両など)で、車両数、展示スペースともに国内最大級です。総事業費は約70億円を予定しています。
JR系の大規模鉄道博物館としては、JR東日本が2007年10月14日にさいたま市に開館した「鉄道博物館(延床面積約28,200㎡)」、JR東海が2011年3月14日に名古屋市の金城ふ頭に開館した「リニア・鉄道館(延床面積約14,000㎡)」があります。
JR西日本の「鉄道博物館」建設予定地です。
梅小路公園内には、オリックス不動産が2012年3月14日に「京都水族館」を開館して大人気となっています。
JR西日本の「鉄道博物館」が開館すると梅小路公園は、国際観光都市の京都市の中でも有数の人気スポットとなります。
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